特許
J-GLOBAL ID:200903031529533029

排ガス測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-029898
公開番号(公開出願番号):特開2006-214949
出願日: 2005年02月07日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 流入するガスを貯留可能な貯留手段に付着したコンタミネーションが排ガス測定に及ぼす影響を回避して、THC濃度を高精度に測定する。 【解決手段】 希釈空気を溜めておくバックグラウンドバッグ13に、希釈空気に代えて、被検物質(THC)の濃度が既知の基準ガスを供給可能な基準ガス供給手段(16〜20)が設置されている。測定に先立ち、バックグラウンドバッグ13に清浄空気を一時的に貯え、バックグラウンドバッグ13を介して清浄空気のTHC濃度THC0を測定する。測定したTHC0は、排ガスのTHC濃度の演算に反映させる。このとき、ガスタンク16内の基準ガスは、希釈空気流通管8を介さずに、バックグラウンドバッグ13に供給されるので、希釈空気流通管8内に付着したコンタミネーションの影響を受けなくなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エンジンの排ガスに含まれる特定物質を被検物質として、その排ガスにおける濃度を測定する装置であって、 排ガスを流通させる第1の通路と、 排ガスよりも被検物質の濃度が低い希釈ガスを流通させる第2の通路と、 前記第1及び第2の通路と接続し、希釈ガスによる希釈後の排ガスを流通させる第3の通路と、 流入するガス中の被検物質の濃度を測定可能な濃度測定器と、 前記第3の通路と接続し、希釈後の排ガスを前記濃度測定器に導く第4の通路と、 流入するガスを貯留可能な貯留手段と、 前記貯留手段に接続する第5の通路を、前記第2の通路に接続する第6の通路と、前記濃度測定器に接続する第7の通路とに、選択的に接続可能で、前記第2の通路の希釈ガスを前記貯留手段に導いて貯留した後、前記貯留手段内の希釈ガスを前記濃度測定器に導くことのできる通路切換手段と、 前記濃度測定器に前記第4の通路を介して希釈後の排ガスを取込み、希釈後の排ガスに含まれる被検物質の濃度を、第1の濃度として、測定する第1の濃度測定手段と、 前記濃度測定器に前記貯留手段内の希釈ガスを取込み、希釈ガスに含まれる被検物質の濃度を、第2の濃度として、測定する第2の濃度測定手段と、 前記貯留手段と前記通路切換手段との間の第5の通路に切換弁を介して接続され、前記貯留手段に、希釈ガスに代えて、被検物質の濃度が既知の基準ガスを供給可能な基準ガス供給手段と、 前記基準ガス供給手段により前記貯留手段に基準ガスを供給した後、前記濃度測定器に前記貯留手段内の基準ガスを取込み、基準ガスに含まれる被検物質の濃度を、第3の濃度として、測定する第3の濃度測定手段と、 前記第1〜第3の濃度をもとに、希釈後の排ガスに含まれる被検物質の正味濃度を算出する濃度算出手段と、 を含んで構成される排ガス測定装置。
IPC (2件):
G01N 1/22 ,  G01M 15/04
FI (3件):
G01N1/22 G ,  G01N1/22 M ,  G01M15/00 Z
Fターム (26件):
2G052AA02 ,  2G052AA39 ,  2G052AB12 ,  2G052AC20 ,  2G052AD02 ,  2G052AD22 ,  2G052AD42 ,  2G052BA14 ,  2G052CA02 ,  2G052CA03 ,  2G052CA04 ,  2G052CA12 ,  2G052CA35 ,  2G052DA14 ,  2G052FB03 ,  2G052FD01 ,  2G052GA11 ,  2G052HB08 ,  2G052JA01 ,  2G052JA09 ,  2G087AA01 ,  2G087BB28 ,  2G087CC19 ,  2G087DD01 ,  2G087EE02 ,  2G087EE26
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 排ガス分析システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-345854   出願人:株式会社堀場製作所

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