特許
J-GLOBAL ID:200903031530320551

管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-186050
公開番号(公開出願番号):特開平11-083579
出願日: 1998年07月01日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 管内を流れるガスの体積流を求める場合に走行時間差測定法により精度と時間的分解能を改善すること、および、管内のガスの流速を求める場合に走行時間差測定法により測定精度を付加的なセンサ素子を用いることなく高めることである。【解決手段】 第1の音波送波器6および第2の音波受波器24は、第1の音波信号8の少なくとも一部分が区間16を走行する前に第2の音波受波器24に達して第1のトリガ信号を発生するように相互に設けられ、トリガ信号は制御-評価装置20により第1の音波信号8の走行時間を求めるために使用されるように構成して解決される。
請求項(抜粋):
管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置であって、該装置は第1の音波信号を発生する第1の音波送波器と、第2の音波信号を発生する第2の音波送波器と、第1および第2の音波信号を受波する第1および第2の音波受波器と、制御-評価装置とを有し、前記第1の音波信号は管を、体積流に対し所定の角度で設けられた区間に沿って該区間の第1の端部から第2の端部へ横断して走行し、前記第2の音波信号は前記区間の第2の端部から第1の端部へ走行し、前記第1の音波信号および第2の音波信号は前記区間を走行した後に第1の電気信号を用いる第2の電気信号に変換され、前記制御測定-装置により第1および第2の音波信号の走行時間が第1および第2の電気信号を用いて求められ、かつ該電気信号を用いて体積流の速度が求められる、管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置において、第1の音波送波器(6)および第2の音波受波器(24)は、第1の音波信号(8)の少なくとも一部分が前記区間(16)を走行する前に第2の音波受波器(24)に達して第1のトリガ信号を発生するように相互に設けられ、該トリガ信号は制御-評価装置(20)により第1の音波信号の走行時間(T+、T-)を求めるために使用される、ことを特徴とする管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置。

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