特許
J-GLOBAL ID:200903031531158049
エンジンのバルブタイミング制御装置及びその組付方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246443
公開番号(公開出願番号):特開平6-093811
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 遊星歯車機構を用いたエンジンのバルブタイミング制御装置の組付を容易にし、かつ簡単な構造で上記遊星歯車機構に潤滑油を供給する。【構成】 排気側カムシャフト14の動力入力部分22と本体部分24とを遊星歯車機構20で連結する。この遊星歯車機構20のキャリア40及びリングギア36に孔47,48を設け、プラネタリギア44の支持軸42を筒状とし、カムキャップ30に位置決めピン挿入孔46を設ける。そして、上記孔47,48、位置決めピン挿入孔46、及び支持軸42の中空部分49に位置決めピン50を挿入した状態で組付を行い、その位置決めピン50を抜いて上記位置決めピン挿入孔46、孔47、及び中空部分49をプラネタリギア44への潤滑油供給通路として利用する。
請求項(抜粋):
動力が入力される動力入力部分とカムが設けられる本体部分とが分割されたカムシャフトと、サンギア、リングギア、プラネタリギア、及びプラネタリギアを回転可能に支持するキャリアを有し、上記カムシャフトの動力入力部分と本体部分とを連結する遊星歯車機構と、この遊星歯車機構の構成要素のうち上記動力入力部分に固定される要素及び本体部分に固定される要素以外の要素を回転させることにより上記動力入力部分と本体部分との相対回転位相を変化させる位相調節手段と、上記遊星歯車機構と隣接する部分に設けられ、上記カムシャフトの軸受部を構成するカムキャップとを備えたエンジンのバルブタイミング制御装置において、上記遊星歯車機構の構成要素のうちの少なくとも2つの要素と上記カムキャップとに、軸方向に相互合致可能であってこの合致状態で位置決め部材が挿入されることにより相対変位が規制される位置決め部材挿入孔を形成するとともに、これらの位置決め部材挿入孔の少なくとも一部を遊星歯車機構への潤滑油供給通路としたことを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
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