特許
J-GLOBAL ID:200903031531716742

2点点火エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262256
公開番号(公開出願番号):特開平6-117250
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 エミッションの悪化あるいはノッキングを発生させることなく、低負荷領域で点火プラグまわりに燃料を集中させて成層化を促進することができ、燃費性能を高めることができる2点点火エンジンを提供する【構成】 低負荷領域では開閉弁12が閉じられて燃焼室4内に強いスワールが生成されるとともに、燃料噴射弁11から、燃焼室2の中心部に配置された第1点火プラグ9に向かって燃料が噴射され、混合気の成層化が促進されて燃費性能が高められる。ここで、スワールの影響によってリッチな混合気層が第1点火プラグ9付近からはずれた場合は、該リッチな混合気が第2点火プラグ10によって確実に着火され、エミッション性能あるいは耐ノッキング性能が高められる。高負荷領域では、スワールとタンブルとが合流して斜めスワールが生成され、充填効率が高められ、エンジン出力が高められる。
請求項(抜粋):
各気筒に夫々2つづつ点火プラグが設けられていて、その一方の点火プラグがシリンダボアの略中央部に配置され、かつ各気筒に夫々2つづつ互いに独立した吸気ポートが設けられていて、その一方の吸気ポートが燃焼室内にスワールを生成するスワール生成ポートとされ、もう一方の吸気ポートが燃焼室内にタンブルを生成するタンブル生成ポートとされた2点点火エンジンにおいて、スワール生成ポートに臨んで燃料噴射弁が設けられていて、該燃料噴射弁が、その噴射中心軸がシリンダボアの略中央部に配置された上記点火プラグの電極方向を指向するようにして配置され、もう一方の点火プラグが、タンブル生成ポート開口部と、該タンブル生成ポート開口部と隣合う排気ポート開口部との間に配置され、少なくとも両吸気ポートから燃焼室に吸気が供給されるときには、両点火プラグによって燃焼室内の混合気が点火されるようになっていることを特徴とする2点点火エンジン。
IPC (6件):
F02B 17/00 ,  F02B 23/08 ,  F02M 69/00 360 ,  F02M 69/00 ,  F02P 15/08 301 ,  F02P 15/08 302

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