特許
J-GLOBAL ID:200903031531921079

電子小口決済システムにおける取引方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-175868
公開番号(公開出願番号):特開平7-085172
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 現金に代わる電子的小口決済手段として、取引者相互間で直接決済できるとともに、十分な安全性を備えたオフライン型電子小口決済システムにおける取引方法を提供する。【構成】 取引者間における取引合意に応じて、仲介器30はカード40A,40Bの分離メモリ43に格納されている残高データを無効化するとともに、この残高データの無効化情報に対して各取引者によりディジタル署名して生成した記録データと、今回取引および取引残高情報に対して各取引者によりディジタル署名して生成した残高データとを、各カードの分離メモリ43に格納する。
請求項(抜粋):
情報記憶機能および演算機能を備えるカードと、これらカードに格納されている資金情報の移動および更新を行うことにより、複数のカード間における取引決済を仲介する仲介器とを有する電子小口決済システムにおける取引方法において、システム供給者は、カードおよび仲介器を発行する場合に、個々の装置毎に固有のIDと、署名に必要な署名関数およびこれに対応する検査関数を格納して発行し、仲介器は、取引決済処理する場合に、接続された複数の前記カードおよび自装置からなる取引者間において前記IDおよび前記検査関数をそれぞれ交換して相互認証し、入力された取引額の合意に応じて、前記各カードから所定の残高データを読み出し、これを前記交換した検査関数に基づき前記取引者間で検査し、検査合格に応じて前記各カードの前記各残高データを無効化し、前記各残高データの無効化に関する情報に対して、前記各取引者がそれぞれの前記署名関数に基づき署名したものを、記録データとして対応する前記各カードに格納し、前記取引額に基づく前記各カードの新残高に関する情報に対して、前記各取引者がそれぞれの前記署名関数に基づき署名したものを、残高データとして対応する前記各カードに格納するようにしたことを特徴とする電子小口決済システムにおける取引方法。
IPC (5件):
G06F 19/00 ,  G06K 19/073 ,  G07D 9/00 436 ,  G07D 9/00 461 ,  G07F 7/12
FI (3件):
G06F 15/30 Z ,  G06F 15/30 340 ,  G06F 15/30 350

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