特許
J-GLOBAL ID:200903031532925647

配電線搬送通信用結合フィルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 忠雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346757
公開番号(公開出願番号):特開平7-183836
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、配電線の線路インピーダンスが変化した場合でも容易に整合が図れ、現場において線路状況に応じた最適な伝送特性を得ることを目的とする。【構成】 本発明の配電線搬送通信用結合フィルタ装置は、変成器4の二次巻線4Bの一端と直列コンデンサ5の間に設けられた絶縁変圧器10と、絶縁変圧器10の二次巻線10Bと変成器の二次巻線4Bの間に設けられ、所定の静電容量を有する複数の補償コンデンサ7A,7B,7Cと、絶縁変圧器10の一次巻線10Aと二次巻線10Bの巻数比を変える切り換えと、複数の補償コンデンサ7A,7B,7Cから1つ以上の任意のコンデンサを選択して静電容量値を変える切り換えを行う切換手段を備えている。
請求項(抜粋):
変成器の一次巻線が送信電源に接続され、且つ、二次巻線の一端が直列コンデンサを介して配電線に、また、他端が大地電位に接続された配電線搬送通信用結合フィルタ装置において、前記変成器の二次巻線の一端と前記直列コンデンサの間に設けられた絶縁変圧器と、前記絶縁変圧器の二次巻線と前記変成器の二次巻線の間に設けられ、所定の静電容量を有する複数の補償コンデンサと、前記絶縁変圧器の一次巻線と二次巻線の巻数比を変える切り換えと、前記複数の補償コンデンサから1つ以上の任意のコンデンサを選択して静電容量値を変える切り換えを行う切換手段を備え、前記切換手段は、前記直列コンデンサの静電容量をC2 ,インピーダンス整合時の前記配電線のインピーダンスをR0 ,選択された前記1つ以上の任意のコンデンサの静電容量をCS とし、前記配電線の線路インピーダンスがaをパラメータとしてaR0 に変化した時、前記巻線比が【数1】となるように、また、前記静電容量CS がbを定数としてCs =abC2 /(a-b)になるようにそれぞれ連動して切り換えを行う構成を有していることを特徴とする配電線搬送通信用結合フィルタ装置。
IPC (3件):
H04B 3/56 ,  H03H 7/38 ,  H04B 3/54
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-171237
  • 特開昭62-171237

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