特許
J-GLOBAL ID:200903031543257506

臨床検体中の病原性マイコバクテリアを検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-511650
公開番号(公開出願番号):特表2007-535292
出願日: 2003年12月09日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
本発明は、唾液、脳脊髄液、胃洗浄物および組織生検などの臨床検体中の病原性マイコバクテリアの検出に関係する。DNAの新規領域は、ミコール酸メチルシンターゼ遺伝子mmaA1とmmaA2との間の遺伝子間領域ならびにmmaA1およびmmaA2遺伝子の隣接領域に存在する。この検査は、臨床検体から標的DNAを特異的に増幅する一組のオリゴヌクレオチドプライマーを使用する。
請求項(抜粋):
a.従来の方法により粘液を含む汚染物質から臨床検体を浄化するステップと、 b.生きている病原性マイコバクテリアを不活性化し、プロセスをユーザにとって安全なものにするために、ステップ(a)で得た処理済臨床検体を改変溶解緩衝液で処理するステップと、 c.DNAの収量と質を高めるように改変された方法を用いて、ステップ(b)から得た処理済臨床検体からゲノムDNAを抽出するステップと、 d.病原性マイコバクテリアの特異的な検出のためにステップ(c)で得たDNAから配列番号4の配列を設計するステップであって、前記設計された配列はステップ(c)で得たDNAの配列番号3の選択された遺伝子間領域ならびに配列番号1の遺伝子mmaA1の一部および配列番号2の遺伝子mmaA2の一部を含む隣接領域から構成されるステップと、 e.配列番号4のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅のために、フォワードプライマーである配列番号5およびリバースプライマーである配列番号6の一組の特異的なオリゴヌクレオチドプライマーを設計し、合成するステップと、 f.ステップ(d)の配列番号4を特異的に増幅するためのPCR増幅プロセスを構築するステップであって、前記プロセスは臨床検体中の病原性マイコバクテリアの存在を検出するためにステップ(e)で設計および合成された特異的なオリゴヌクレオチドプライマーを用いることを含むステップと、 g.HIV重感染の迅速な評価のために病原性マイコバクテリアの種を分類するために、制限断片長多型(RFLP)分析により増幅されたPCR産物を分析するステップと、 を有する、臨床検体中の病原性マイコバクテリアを検出する方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/02
FI (3件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A ,  C12Q1/02
Fターム (26件):
4B024AA01 ,  4B024AA13 ,  4B024BA31 ,  4B024CA02 ,  4B024CA05 ,  4B024CA09 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QA06 ,  4B063QA13 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ61 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR41 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QR72 ,  4B063QR75 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34
引用文献:
出願人引用 (4件)
  • Proceedings of the National Academy of Sciences of USA
  • Molecular Microbiology
  • BioTechniques,
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審査官引用 (8件)
  • Proceedings of the National Academy of Sciences of USA
  • Proceedings of the National Academy of Sciences of USA
  • Molecular Microbiology
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