特許
J-GLOBAL ID:200903031547203001

ピッチ検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅見 保男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049925
公開番号(公開出願番号):特開平7-234672
出願日: 1994年02月24日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 回路規模を縮小することのできるピッチ検出装置を提供すること。【構成】 入力I/O14から入力されたディジタル波形信号は、RAM13に書き込まれ、このディジタル波形信号は複数の時間ブロックに分割されて、ブロック毎にフィルタバンク演算が施される。フィルタバンク演算はROM12に格納されているプログラムによりCPU11が行う演算であり、単位フィルタを繰り返し共用して用いるよう演算を行っている。さらに、基本波バンクの推定処理、所定のアルゴリズムに基づいて推定バンクの修正処理が行われて、基本波の属するバンクが判定される。続いて、入力されたディジタル波形信号のピッチデータが検出され、出力I/O15から出力される。
請求項(抜粋):
入力されたディジタル波形信号をオクターブ単位の帯域毎に分離するフィルタバンク演算手段と、前記帯域毎に分離された複数のバンク出力信号から、基本波を含む基本バンク出力信号を選択する選択演算手段と、選択された基本バンク出力信号からピッチを検出するピッチ検出演算手段とを備えるピッチ検出装置において、前記フィルタバンク演算手段は、単位フィルタ演算を繰り返し用いて縦続されたフィルタバンクの演算を行うよう構成されていると共に、前記単位フィルタ演算において、帯域を上下に2分し、上の帯域のディジタル波形信号成分を、前記バンク出力信号として、そのまま出力すると共に、下の帯域のディジタル波形信号を1/2にダウンサンプリングして出力するようにされ、前記ピッチ検出演算手段は、前記選択された基本バンク出力信号を補間して、補間された複数周期の波形信号より波形周期を検出し、検出された波形周期を平均化することにより、前記入力されたディジタル波形信号のピッチを検出するようにしたことを特徴とするピッチ検出装置。

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