特許
J-GLOBAL ID:200903031551358052

デュアル焦電センサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-342756
公開番号(公開出願番号):特開平7-174624
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【構成】 デュアルタイプの焦電センサであって、その一方の単位焦電素子では焦電体の一面の電極本体を他面の電極本体よりも大きく形成し、逆に他方の単位焦電素子では焦電体の一面の電極本体を他面の電極よりも小さく形成し、且つ小さく形成されている方の電極本体から引き出されて焦電体上に延在する引き出し部の引き出し方向が実質的に互いに逆の方向である。【効果】 電極のパターンが焦電体の両面側で互いに多少位置ずれしていても、デュアル焦電センサを構成する二つの単位焦電素子の有効受光面積が素子間で実質的に同一となるので、振動、温度変化或いは背景放射といった同相ノイズに対するノイズ相殺性能に優れたセンサが得られる。
請求項(抜粋):
シート状の焦電体と、この焦電体の一方の面に設けられた第1および第2の一対の電極と、当該焦電体の他方の面に設けられた第3および第4の一対の電極とを備え、前記第1乃至第4のそれぞれの電極は、有効受光面積を与えるための電極本体と、他の電気回路とのリード線接続を行うために、該電極本体から一体に引き出されて延在する引き出し部とを有し、第1の電極と第3の電極とこれらの電極の間に介在する焦電体とにより第1の単位焦電素子が構成されると共に、第2の電極と第4の電極とこれらの電極の間に介在する焦電体とにより第2の単位焦電素子が構成されているデュアル焦電センサであって、前記一方の面に設けられた電極のパターンが他方の面に設けられた電極のパターンに対して相対的に位置ずれして形成されていても、焦電体を挟んで対向する電極どうしの重なりの面積として規定される有効受光面積が第1および第2の単位焦電素子間で実質的に相違しないように、第1の電極の電極本体は対向する第3の電極の電極本体との重なり部分の周囲にはみ出し部分を有すると共に、第4の電極の電極本体は対向する第2の電極の電極本体との重なり部分の周囲にはみ出し部分を有し、且つ第2および第3の電極の引き出し部は、電極本体から引き出されて延在し始める方向が実質的に互いに逆の方向であることを特徴とするデュアル焦電センサ。
IPC (2件):
G01J 1/02 ,  G01J 5/02

前のページに戻る