特許
J-GLOBAL ID:200903031554353744

インバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-013188
公開番号(公開出願番号):特開平9-215398
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】フィードバック電流制御時の過変調駆動領域における高調波の影響を低減した電流制御型インバータの制御装置を提供する。【解決手段】誘導電動機1の一次電流を励磁電流とトルク電流とに分けて制御する電流制御型インバータの制御装置において、インバータ2の出力が飽和すると、フィルタ演算部22で電流検出部25の出力に基づく励磁電流iγs及びトルク電流iδsから一次周波数ωに応じた高調波成分を除去した励磁電流iγs’及びトルク電流iδs’が演算される。この励磁電流iγs’及びトルク電流iδs’とベクトル制御指令値演算部11で演算した励磁電流指令値iγs* 及びトルク電流指令値iδs* とに基づいて電流制御部21で励磁電圧指令値vγs* 及びトルク電圧指令値vδs* が演算され、これらの電圧指令値vγs* ,vδs* に応じてインバータ2が制御される。
請求項(抜粋):
交流電動機の一次電流を励磁電流とトルク電流とに分けて制御する電流制御型インバータの制御装置において、予め設定された前記交流電動機の駆動目標値を実現する励磁電流指令値、トルク電流指令値及び一次周波数を前記交流電動機の回転状態及び前記駆動目標値に応じて演算するベクトル制御指令値演算手段と、前記交流電動機の一次電流を検出し該一次電流を基に前記励磁電流及び前記トルク電流を演算する電動機電流検出手段と、前記励磁電流及び前記トルク電流から前記一次周波数に応じた周波数成分を除去する演算を行うフィルタ演算手段と、該フィルタ演算手段の演算出力、前記励磁電流指令値及びトルク電流指令値に基づいて励磁電圧指令値及びトルク電圧指令値を演算する電流制御手段と、前記励磁電圧指令値及び前記トルク電圧指令値から前記インバータの出力を制御する3相電圧指令値を演算する2相/3相変換手段と、を備え、前記インバータの出力が飽和すると前記フィルタ演算手段が演算を実行する構成であることを特徴とするインバータの制御装置。
IPC (5件):
H02P 21/00 ,  H02M 7/48 ,  H02P 5/41 302 ,  H02P 5/41 ,  H02P 7/63 302
FI (6件):
H02P 5/408 A ,  H02M 7/48 F ,  H02P 5/41 302 E ,  H02P 5/41 302 P ,  H02P 5/41 302 L ,  H02P 7/63 302 R

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