特許
J-GLOBAL ID:200903031556285541
制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-063223
公開番号(公開出願番号):特開平6-253565
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 モータの位置検出手段の故障を、ターミナルプレートの部分欠失等も含めて検出することができる制御装置を提供する。【構成】 モータの作動位置に対応した電圧が複数の端子#1〜#4から出力される。この電圧の組み合わせは4ビット位置信号として用いられる。故障診断ルーチンではモータを強制駆動させ(ステップ103)、この駆動の過程で上記端子#1から#4のハイレベルの電圧の継続時間をそれぞれ第1タイマ(Hi)により測定しローレベルの電圧の継続時間を第2タイマ(Li)により測定する(ステップ105)。そしてTi=Hi/Liを演算し(ステップ110)、このTiが所定範囲(αi以上βi以下)以内では正常、この範囲から外れたら故障と診断する(ステップ111)。
請求項(抜粋):
モータと、モータの作動位置を表す位置検出手段と、上記位置検出手段からの位置検出信号に基づいてモータを制御する制御手段と、を備え、上記位置検出手段は、上記モータに連動するとともに接地された接触子と、接触子の移動方向に沿って配置された複数のターミナルプレートと、1つまたは複数のターミナルプレートにそれぞれ接続されるとともに電圧を付与された複数の端子と、を有しており、上記複数のターミナルプレートと接触子との接触状態に対応した複数の端子の電圧の組み合わせが上記位置検出信号として制御手段に送られる制御装置において、さらに所定範囲で上記モータを作動させる強制駆動手段と、この作動中に、上記端子の電圧がハイレベルになっている時間を測定する第1計時手段と、上記端子の電圧がローレベルになっている時間を測定する第2計時手段と、上記第1、第2計時手段の測定時間に基づいて故障診断を行う故障診断手段を有することを特徴とする制御装置。
前のページに戻る