特許
J-GLOBAL ID:200903031561252520

超音波式積雪深計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-228088
公開番号(公開出願番号):特開平11-064516
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】積雪状況や周囲物体の影響がない正確な超音波式積雪深計の提供。【解決手段】発信器1で、所定地上高さから積雪面へ向け超音波第1パルス群と第2パルス群とを間隔を隔てて送出する。積雪面からの反射超音波を前記所定地上高さの受信器2で受信する。基準レベル設定回路3を用い、第1パルス群送出後の前記間隔内の受信波の振幅の最大値L3を検出し、小係数を最大値L3に乗じて第1基準レベルL1を設定し且つ大係数を最大値L3に乗じて第2基準レベルL2を設定する。測時手段4により、第2パルス群送出後の受信波の振幅が第1基準レベルL1を超過するごとに、第2パルス群の送出開始t1から当該超過までの時間を受信波立上がり時間として検出して記憶し、受信波の振幅が第2基準レベルL2を超過するのを検出し且つ該第2基準レベルL2超過時の受信波立上がり時間を所定地上高さと積雪面との間の超音波往復時間Tとして測定する。音速と往復時間Tと所定地上高さとから積雪深さを算出する。
請求項(抜粋):
所定地上高さから積雪の表面へ向け超音波の第1パルス群及び第2パルス群を間隔を隔てて送出する発信器;前記所定地上高さで前記積雪の表面方向からの超音波パルスを受信する受信器;前記超音波の第1パルス群送出に続く前記間隔内の前記受信器における超音波パルスの受信波振幅の最大値を検出し、1より十分小さな小係数を前記最大値に乗じて第1基準レベルを設定し且つ1未満で1に近い大係数を前記最大値に乗じて第2基準レベルを設定する基準レベル設定回路;前記第2パルス群送出後に前記受信器の受信波の振幅が前記第1基準レベルを超過するごとに前記第2パルス群の送出開始から当該超過までの時間を受信波立上がり時間として検出し且つレジスタ上に更新記憶し、前記受信器の受信波の振幅が前記第2基準レベルを超過するのを検出し且つ該第2基準レベル超過時に前記レジスタ上の受信波立上がり時間を前記所定地上高さと積雪の表面との間の超音波往復時間として測定する測時手段;及び音速と前記往復時間と前記所定地上高さとから積雪深を算出する積雪深計算手段を備えてなる超音波式積雪深計。
IPC (4件):
G01S 15/08 ,  G01B 17/00 ,  G01F 23/28 ,  G01W 1/14
FI (4件):
G01S 15/08 ,  G01B 17/00 A ,  G01W 1/14 C ,  G01F 23/28 S

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