特許
J-GLOBAL ID:200903031579144066

クロック回復装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠藤 恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193537
公開番号(公開出願番号):特開平7-095064
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】クロック信号を発生する電圧制御発振器を備えた位相ロックループにおいて、位相ロック外れを検出してこれを復旧させるための装置を提供する。【構成】本発明の一実施例によれば、ロック外れ状態はデータ遷移上で感知される。ロック外れ状態が感知された場合、周波数範囲掃引信号が発生され、補正信号と総和されてVCOの周波数範囲にわたるクロック信号周波数を掃引する。ロック外れ状態が無い場合、すなわちVCOが位相ロックされている場合は、シミュレートされたデータ遷移が周波数/位相検出器内で発生される。ロック外れ状態はDフリップフロップによって感知される。データはフリップフロップのクロック入力に結合され、クロック信号は、公称周期の一部分だけ遅延されてフリップフロップのD入力に結合される。フリップフロップのQ出力の状態はロック外れ状態を示す。
請求項(抜粋):
データ遷移を有する2進データの送信器と、所定の周波数範囲にわたって変化するクロック信号を発生するための電圧制御発振器と、前記データ遷移と前記クロック信号とに応答して、2進エラー信号を発生する位相検出器と、前記2進エラー信号に応答して、前記クロック信号の周波数を僅かに変化させ、前記データ遷移と位相同期させるための手段と、前記2進エラー信号を積分する手段と、前記積分された信号に応答して、前記クロック信号の周波数を大きく変える手段と、前記データ遷移と前記クロック信号とに応答してロック外れ状態を検知する手段と、前記検知装置に応答して周波数範囲掃引信号を発生する手段と、前記周波数範囲掃引信号と前記積分信号を加算し、周波数範囲全体にわたってクロック信号の周波数を掃引することによりロック状態を復旧する手段と、を備えて成るクロック回復装置。
IPC (2件):
H03L 7/12 ,  H03L 7/095
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭59-198028
  • 特開昭48-056047
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-198028

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