特許
J-GLOBAL ID:200903031588538271

管路内自動走行機の走行速度検出表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333012
公開番号(公開出願番号):特開平8-166399
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 尺取虫的に断続走行する管路内自動走行機において,主としてその走行限界距離を知るために走行速度を検出し表示する。【構成】 尺取虫的に断続走行する管路内自動走行機は,前方係止部と後方係止部と両者を連結するエアシリダ装置とを備え,制御ケーブルを引きずりながら,矩形状の速度変化で走行する。管路外のケーブル送り出しドラムの近傍に設けた計尺器により,当該管路内自動走行機の伸縮動作の1サイクルが終わった時,その時点における直近の例えば4サイクル分のケーブル送り出し長さL1 を検出する。また,同じく直近の4サイクル分の所要動作時間t1 を検出する。前記L1とt1 とから平均走行速度V1 =L1 /t1 を算出し,これを表示する。伸縮動作の1サイクル毎にこの平均走行速度Vを検出し表示する。走行限界距離に接近すると速度が低下するので,限界に接近したことを知ることができる。
請求項(抜粋):
管軸方向の前後に配置される前方係止部と後方係止部とを管軸方向に伸縮する推進装置を介して連結してなり,管軸方向の伸縮動作を繰り返すことにより,装置後端に接続した制御ケーブルを引きずりながら走行する管路内自動走行機の走行速度を検出表示する装置であって,管路の外部にあるケーブル送り出しドラムの近傍に設けられ制御ケーブルの移動量に応じた信号を送出する計尺器と,当該管路内自動走行機の伸縮動作の1サイクルが終了する毎に,前記計尺器からの信号によって,その時点における直近の複数サイクル分の制御ケーブルの送り出し長さLを検出する直近複数サイクル間ケーブル送り出し長さ検出手段と,同じ直近の複数サイクル分の伸縮動作に要した所要動作時間tを検出する直近複数サイクル間所要動作時間計測手段と,前記ケーブル送り出し長さLと前記所要動作時間tとに基づき,当該管路内自動走行機の平均速度V=L/tを算出する平均速度算出手段と,算出した平均速度Vを表示する速度表示手段とからなることを特徴とする管路内自動走行機の走行速度検出表示装置。
IPC (3件):
G01P 3/64 ,  B61B 13/10 ,  B62D 57/024

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