特許
J-GLOBAL ID:200903031603417737

物質の定量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325265
公開番号(公開出願番号):特開平5-237081
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 測定対象となる物体に含まれる複数の物質を一つの差分計算式で簡単に、検出、定量可能な物質の定量測定法を提供することを目的とする。【構成】 物体20の各測定点にエネルギーE1、E2の放射線24を照射し、その透過強度を測定する。各測定点における透過強度により物質Cを測定するためのエネルギー差分計算を行う。測定点bbにおける計算結果を基準とし、この基準と測定点aaにおける計算結果の差をとることにより、物質B、物質Cと重なった物質Aの単位面積当たりの密度が測定できる。また、物質Bのある基準点kは負の値となり、これにより物質Bが検出でき、定量可能となる。
請求項(抜粋):
2つのエネルギー値の放射線を照射する放射線照射手段と、前記放射線が被測定体を透過した後の放射線強度を測定する放射線測定手段と、前記2つのエネルギ-値の放射線の前記透過強度情報に対して演算を行う演算手段と、前記演算手段の演算結果を用いて判定を行う判定手段を有した、物質の同定あるいは定量を行う物質の定量測定装置であって、前記演算手段は、原子番号もしくは実効原子番号の異なる3つの物質で構成される被測定体に対して、特定の物質を消去する差分計算を用いて、少なくとも差分計算結果として負の値を得る演算手段であり、前記判定手段は、前記演算手段の演算結果と、消去した物質に対する原子番号もしくは実効原子番号との相対関係に基づき3種類の物質の同定、定量の判定を行う判定手段であることを特徴とする物質の定量測定装置。
IPC (2件):
A61B 6/00 333 ,  G01N 9/24
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-251234
  • 特開平3-251234
  • 特開平3-185344
全件表示

前のページに戻る