特許
J-GLOBAL ID:200903031608414183

スパークプラグ及び放電チップの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-138635
公開番号(公開出願番号):特開2000-331770
出願日: 1999年05月19日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 スパークプラグにおいて、放電チップの内部亀裂の発生を抑止し、着火性の確保と長寿命化の両立を図る。【解決手段】 イリジウム合金のインゴットに、複数段の熱間溝ロール加工と複数段の熱間ダイス伸線加工を施して線材とする。ロール及びダイス温度が710〜1080°C、伸線速度が800〜1400mm/分の範囲内であると、0.03mmを超える内部亀裂は発生しない。特に、ロール及びダイス温度が710〜920°C、伸線速度が900〜1100mm/分の範囲内であると、内部亀裂は皆無である。この線材を切断して製造した放電チップを中心電極に取付けたスパークプラグは、耐久性に優れている。
請求項(抜粋):
中心電極と、該中心電極の外側に設けられた絶縁碍子と、前記絶縁碍子の外側に設けられた主体金具と、前記中心電極の先端部との間に火花放電ギャップを隔てて対向する対向部を有する接地電極とを備え、前記先端部及び前記対向部の少なくともいずれか一方にイリジウムを主成分とする放電チップを有するスパークプラグであって、前記放電チップは、添加元素の含有率が35wt%以下のイリジウム合金のインゴットから開始して、熱間溝ロール加工に使用するロール温度と該熱間溝ロール加工の後に実施される熱間伸線加工に使用するダイス温度がともに710〜1080°Cとすることによって熱間加工を施して線材とし、該線材を所定長さに切断して得られるものであることを特徴とするスパークプラグ。
IPC (7件):
H01T 13/39 ,  C22F 1/14 ,  H01T 13/20 ,  H01T 21/02 ,  C22F 1/00 625 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 694
FI (7件):
H01T 13/39 ,  C22F 1/14 ,  H01T 13/20 E ,  H01T 21/02 ,  C22F 1/00 625 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 694 B
Fターム (7件):
5G059AA01 ,  5G059AA04 ,  5G059CC01 ,  5G059DD11 ,  5G059DD15 ,  5G059EE11 ,  5G059EE15

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