特許
J-GLOBAL ID:200903031615045711
等速自在継手および等速自在継手の外輪の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
江原 省吾
, 田中 秀佳
, 白石 吉之
, 城村 邦彦
, 熊野 剛
, 山根 広昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-425125
公開番号(公開出願番号):特開2005-180641
出願日: 2003年12月22日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】作動角範囲が小さく、負荷条件の軽い用途に最適な、低コストで製造可能な、小型・軽量の固定式等速自在継手の構造および製造方法を提供する。【解決手段】円筒状内周面に軸方向に伸びる複数のトラック溝25と凹球状内周面27を形成した外輪21と、凸球状外周面28に軸方向に伸びる複数のトラック溝26を形成した内輪22と、外輪21のトラック溝25と内輪22のトラック溝26とで形成されたボール軌道に転動自在に組み込まれたトルク伝達ボール23と、トルク伝達ボール23を収容するポケット39を有し、外輪21の凹球状内周面27および内輪22の凸球状外周面28と係合する凸球状外周面29および凹球状内周面30を有するケージ24とからなり、前記ケージ24の凸球状外周面29の中心Oxと凹球状内周面30の中心Oyを継手の角度中心Ooから軸方向に互いに逆向きに等距離オフセットさせた固定式等速自在継手において、前記トラック溝25,26の縦断面における溝底形状を軸線に平行な直線状とした。また、外輪21のカップ部分21aを冷間加工により成形し、シャフト31の先端に作動角を制限する突起32を設けた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
円筒状内周面に軸方向に伸びる複数のトラック溝と凹球状内周面を形成した外輪と、凸球状外周面に軸方向に伸びる複数のトラック溝を形成した内輪と、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝とで形成されたボール軌道に転動自在に組み込まれたトルク伝達ボールと、トルク伝達ボールを収容するポケットを有し、外輪の凹球状内周面および内輪の凸球状外周面と係合する凸球状外周面および凹球状内周面を有するケージとからなり、前記ケージの凸球状外周面の中心と凹球状内周面の中心を継手の角度中心から軸方向に互いに逆向きに等距離オフセットさせた固定式等速自在継手において、前記トラック溝の縦断面における溝底形状を軸線に平行な直線状としたことを特徴とする固定式等速自在継手。
IPC (2件):
FI (3件):
F16D3/223 D
, F16D3/20 F
, F16D3/20 J
引用特許:
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