特許
J-GLOBAL ID:200903031622741553

微生物による汚染物質の分解除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-355011
公開番号(公開出願番号):特開2003-154332
出願日: 2001年11月20日
公開日(公表日): 2003年05月27日
要約:
【要約】【目的】妨害菌の増殖を抑制してバイオオーギュメンテーションを確実に行う。【構成】本発明に係る微生物による汚染物質の分解除去方法においては、まず、ダイオキシンが混入した汚染土に低原子価の遷移金属イオンを含む溶液を添加する。次に、かかる汚染土に過酸化水素水溶液をさらに添加する。このようにすると、低原子価の遷移金属イオンを含む溶液及び過酸化水素水溶液がフェントン反応を起こしてヒドロキシルラジカルが生成し、該ヒドロキシルラジカルが、その強い酸化力で汚染土に混入しているダイオキシンを易分解性物質に酸化分解するとともに、汚染土の粒子表面に付着しているダイオキシンをそれらの表面から解離する。また、ヒドロキシルラジカルは、やはりその強い酸化力によって汚染土に生息している妨害菌を予め滅菌する。次に、かかる状態の汚染土に所定の選抜菌を添加し、該微生物の生息環境に適した環境を維持する。
請求項(抜粋):
難分解性環境汚染物質を含んだ焼却灰等の粉状体又は汚染土等の粒状体に低原子価の遷移金属イオンを含む溶液及び過酸化水素水溶液を添加し、しかる後、所定の選抜菌を添加して該選抜菌の生息環境に適した環境を維持することを特徴とする微生物による汚染物質の分解除去方法。
IPC (5件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09C 1/02 ,  B09C 1/08 ,  B09C 1/10
FI (4件):
B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 K ,  B09B 3/00 E
Fターム (9件):
4D004AA36 ,  4D004AA41 ,  4D004AB06 ,  4D004AB07 ,  4D004CA01 ,  4D004CA19 ,  4D004CA36 ,  4D004CA50 ,  4D004CC11
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 土壌の修復方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-170907   出願人:環境エンジニアリング株式会社

前のページに戻る