特許

J-GLOBAL ID：200903031627942204

交通流シミュレーション装置

発明者： 猪狩 英夫 ,  卯木 輝彦
出願人/特許権者： 沖電気工業株式会社
代理人 (1件)： 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-306732
公開番号（公開出願番号）：特開平11-144183
出願日： 1997年11月10日
公開日（公表日）： 1999年05月28日
要約：

【要約】【課題】 実際の交通現象に近い交通流シミュレーションを提供すること。【解決手段】 車両の挙動を模擬する交通流シミュレーション装置において、交差点を直進しようとする車両が交差点の手前の予め定めた第1の地点を通過する時、交差点の対向車線に右折待機状態の車両が存在するかどうかを確認する右折待機車両確認手段12aと、右折待機車両確認手段で確認された右折待機状態の車両が、右折を完了する時刻を予測する右折完了時刻予測手段12bと、この予測された時刻に、直進車両を交差点の手前の予め定めた第2の地点に到達させないための最小の減速度を算出する減速度算出手段12cと、該減速度が予め定められた値より小さい場合に、直進車両を該減速度で減速させかつ右折待機状態の車両を右折させる右折車両先行手段12dとを備える。

請求項（抜粋）：

車両の挙動を模擬する交通流シミュレーション装置において、交差点を直進しようとする車両が交差点の手前の予め定めた第1の地点を通過する時、交差点の対向車線に右折待機状態の車両が存在するかどうかを確認する右折待機車両確認手段と、前記右折待機車両確認手段で確認された右折待機状態の車両が、右折を完了する時刻を予測する右折完了時刻予測手段と、前記予測された時刻に、前記直進車両を交差点の手前の予め定めた第2の地点に到達させないための最小の減速度を算出する減速度算出手段と、上記減速度が予め定められた値より小さい場合に、前記直進車両を前記減速度で減速させかつ前記右折待機状態の車両を右折させる右折車両先行手段とを、備えたことを特徴とする交通流シミュレーション装置。