特許
J-GLOBAL ID:200903031631819115

負極材とその製造方法およびリチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343888
公開番号(公開出願番号):特開平6-236755
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 放電容量の大きなリチウム二次電池の負極材を得る。【構成】 炭化可能な材料、例えば、(a)縮合多環芳香族化合物やピッチなどの芳香族成分と芳香族アルデヒドなどの架橋剤とを、酸触媒の存在下で反応させて得られる芳香族樹脂、(b)メソカーボンマイクロビーズ、(c)ESRスペクトルにおいて線幅0.5〜3.0ガウスの単一の吸収スペクトルを示す炭素質粒子(例えば、タールのキノリン不溶分)、および(d)石炭系又は石油系ピッチを、非酸化性雰囲気中、1000°C以下の温度で焼成して炭化する。得られた炭素材は、(A)平均格子定数d(002)が3.4オングストローム以上、(B)真比重が1.8g/cc以下、および(C)炭素/水素の原子比C/Hが2〜40である。この炭素材には、リチウムの貯蔵・放出に利用でき、かつ放電容量を高める数多くの構造欠陥が存在する。そのため、リチウム二次電池の負極材として適している。
請求項(抜粋):
下記特性を有する炭素材を含むリチウム二次電池用負極材。(A)X線広角回折による平均格子定数d(002)が3.4オングストローム以上(B)比重瓶法(JIS R7212)による真比重が1.8g/cc以下、および(C)炭素/水素の原子比C/Hが2〜40
IPC (5件):
H01M 4/02 ,  C01B 31/00 ,  H01M 4/04 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/36
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-161675
  • 特開平1-160814
  • 非水電解液電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-091880   出願人:株式会社クラレ, 株式会社リコー

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