特許
J-GLOBAL ID:200903031636262356

光ファイバーバイオセンサ用高密度アレイの製造法と読出法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-526983
公開番号(公開出願番号):特表2000-505281
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】本発明は、各ファイバーが、その“センサ末端”に、生物学的“結合パートナー”(他の分子に特異的に結合して、例えば、抗体-抗原、レクチン-炭水化物、核酸-核酸、ビオチン-アビジンなどの結合複合体を形成する分子)を結合されている複数の光ファイバーを含んでなるバイオセンサの製造と使用に関する。本発明のバイオセンサは、2種以上の異なる種の生物学的結合パートナーをもっていることが好ましい。本発明のセンサは、複数群の光ファイバーを提供することによって製造される。各群は、バッチとして処理して、ファイバー束を構成するファイバーのセンサ末端に異なる種の生物学的結合パートナーを結合させる。ファイバー束中の各ファイバーまたはファイバー群は、後に、異なるファイバーのアレイに組み合わされたときに、別個にアドレス指定できるように、特別に確認することができる。次にファイバーまたはファイバー群は、選択されて、異なるファイバー束から別個に分離される。その別個に分離されたファイバーは次にそのセンサ末端で組み合わされて、ファイバーの高密度センサアレイが製造され、そのアレイは、試験試料の成分が、センサアレイの異なるファイバー上の各種結合パートナーに結合するのを同時に検定することができる。次に、光ファイバーの伝送末端は、多数の光センサのような検出器に別個にアドレス指定される。結合パートナーをその基質に結合させて結合複合体を形成させることによって生成する光信号を、光ファイバーまたはファイバー群によって、各々別個の試験のため検出器に導く。ファイバーまたはファイバー群のアドレス指定された伝送末端を検査することによって、そのアドレス指定された伝送末端は、センサによる迅速な試料確認を助ける独特のパターンを伝送することができる。
請求項(抜粋):
マトリックス重合体を用いて固体表面に生物学的結合パートナーを結合させる方法であって;下記ステップ、すなわち 核酸とマトリックス重合体を含んでなるマトリックス溶液を調製し; 上記マトリックス溶液を固体表面と接触させて、生物学的結合パートナーを結合させて、前記生物学的結合パートナーが第二分子を特異的に認識して第二分子を捕捉できるようにする; ステップを含んでなる方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/543 595 ,  C12N 15/09
FI (4件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 21/64 F ,  G01N 33/543 595 ,  C12N 15/00 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • m-RNA種類分布解析法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-298594   出願人:株式会社日立製作所
  • 特表平6-507486
  • 特表平7-509784
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審査官引用 (4件)
  • m-RNA種類分布解析法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-298594   出願人:株式会社日立製作所
  • 特表平6-507486
  • 特表平7-509784
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