特許
J-GLOBAL ID:200903031638061765

ラセミのテトラロンの微生物を使用する立体選択的還元

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307272
公開番号(公開出願番号):特開2000-135098
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ラセミのテトラロンのキラルなテトラロンへの微生物を使用する立体選択的な還元のための新規方法を提供することである。【解決手段】 ラセミのテトラロンの以下の微生物を使用して立体選択的な還元を実施するための方法であって、式(I)で表される化合物を、微生物;または、前記微生物より得られる酵素およびその酵素についての補因子を含む主題の還元を達成することのできる酵素還元システムと接触させ;式(II)で表される(4R)テトラロンを生成し、式(V)で表される(4S)テトラロンまたは“キラルなテトラロン”を実質的に未反応のまま残すのに十分な条件下で、生じた混合物をインキュベートすることを含む方法。主題の方法を繰り返すと、式(V)で表される所望される(4S)テトラロンをなお多量に生成させることができる。
請求項(抜粋):
式(I)で表される化合物を式(II)および式(III)で表される化合物へと微生物を使用して立体選択的に還元するための方法であって、【化1】式(I)で表される化合物を、微生物;または、前記微生物から得られる酵素およびその酵素についての補因子を含む前記還元を達成することのできる酵素還元システムと接触させ;式(III)で表される化合物よりも多量の式(II)で表される化合物を生成するのに十分な条件下で、生じた混合物をインキュベートし、かくして、未反応の式(IV)で表される化合物よりも多量の未反応の式(V)で表される化合物を残すことを含み;前記微生物が、ハンセヌラ・ポリモルファ(Hansenula polymorpha) ATCC No.26012、ハンセヌラ・ポリモルファ(Hansenula polymorpha) ATCC No.74449、アビシディア・コエルレア(Absidia coerulea) ATCC No.20137、ゲオトリキューム・カンディダム(Geotrichum candidum) ATCC No.34614、ゲオトリキューム カンディダム(Geotrichum candidum) ATCC No.62401、モルティエレラ・イサベリナ(Mortierella isabellina) ATCC No.42613、モルティエレラ・イサベリナ(Mortierella isabellina) ATCC No.38063、モルティエレラ・ビナセア(Mortierella vinacea) ATCC No.09515、ペニシリウム・ノタツム(Penicillium notatum) ATCC No.36740、ブラストシゾマイセス・カピタツス(Blastoschizomyces capitatus) ATCC No.28575、モノスポリウム・オリバセウム・ブイ・メージャー(Monosporiumolivaceum v. major) ATCC No.36300、オウレオバシディウム・プルランス(Aureobasidium pullulans) ATCC No.16623、デバリョマイセス・ポリモルファス(Debaryomyces polymorphus) ATCC No.20280、サッカロマイセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevisiae) ATCC No.15248、カンディーダ・シャタビー(Candida schtavii) ATCC No.24409、ピッツィア・ファビアニ(Pichia fabianii) ATCC No.16755およびストレプトマイセス・リモスス・エスエス・リモスス(Streptomyces rimosus ss. rimosus) ATCC No.10970ならびに前記還元を達成しうるそれらの変異体からなる群より選択される方法。
IPC (2件):
C12P 41/00 ,  C12R 1:78

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