特許
J-GLOBAL ID:200903031639890650

冷延-再結晶焼鈍後の面内異方性が小さい熱延鋼板、面内異方性が小さい冷延鋼板およびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-084402
公開番号(公開出願番号):特開2007-291514
出願日: 2007年03月28日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】面内異方性が小さく、イヤリングの発生が少なく打抜き性が良好な冷延鋼板および冷延焼鈍母板用として好適な熱延鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】C:0.01〜0.05%を含み、Si、Mn、Al、P、S、N、Oを適正範囲に調整した鋼素材に、Ar3変態点以下の温度域で3パス以上かつ該温度域での累積圧下率を20〜90%、圧延終了温度を700〜850°C、巻取り温度を600〜800°Cとする仕上圧延を施す。平均粒径:40〜60μmのフェライト相単相で、かつ、{118}〈110〉方位および{115}〈110〉方位のランダム強度比が10以上、{111}〈110〉方位および{111}〈121〉方位のランダム強度比が1以下の組織を有する熱延板とする。さらに、冷延-再結晶焼鈍を施すし、{001}〈110〉〜{113}〈110〉方位と、{111}〈110〉、{111}〈112〉および{554}〈225〉方位のランダム強度比の値を満足し、YSおよびr値の面内異方性が共に小さい冷延鋼板とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.01〜0.05%、 Si:0.2%以下、 Mn:0.50%以下、 Al:0.005〜0.10%、 P: 0.05%以下、 S:0.05%以下、 N:0.01%以下、 O:0.01%以下 を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、平均結晶粒径が40〜60μmであるフェライト相単相で、かつ、{118}〈110〉および{115}〈110〉のランダム強度比がそれぞれ10以上、{111}〈110〉および{111}〈121〉のランダム強度比がそれぞれ1以下である組織と、を有することを特徴とする熱延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/60
FI (6件):
C22C38/00 301W ,  C22C38/00 301S ,  C22C38/06 ,  C21D9/46 T ,  C21D9/46 G ,  C22C38/60
Fターム (34件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA22 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA35 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FB06 ,  4K037FB07 ,  4K037FB10 ,  4K037FC02 ,  4K037FC03 ,  4K037FC07 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037HA04 ,  4K037JA06 ,  4K037JA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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