特許
J-GLOBAL ID:200903031644464707

管外周加工面の芯出し方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056741
公開番号(公開出願番号):特開平7-237072
出願日: 1994年03月01日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 異形管などの管外周加工面の芯出しを合理化する。【構成】 NC加工機の刃物台に面する定盤の上に管体の加工面を逆方向に開口して仮置きする。開口面に対向して三方向へ移動可能なレイアウトマシンを取り付け、その中央に芯出し治具2を取り付ける。芯出し治具は中心から円周方向へ突出する4個のリニアゲージセンサ21を具え、その先端にそれぞれ接触端子28を伸縮自在に具えている。接触端子を縮めて管の内面へ進入し、延伸すると管体の内面と圧接するから、その接触圧力が各端子共均等となるようにレイアウトマシンの三元運動を行ない、各点一致すればそのまま管内へ進入して再び不均等となれば、均等となるように管軸を調整する。【効果】 重量が大きく不安定な管体の加工の一面だけでなく、軸方向の立体的な歪み、曲り、捩れなどを検知して適正な加工を行なうことができる。
請求項(抜粋):
NC加工機の定盤B上で変動自在に位置を選択できるパレット定盤P上へ管体Tの管軸Aを水平に、かつ被加工外周面の端面を刃物台と対向する逆方向へ開口する位置に仮置きし、該開口面に対向するレイアウトマシン1に取り付けた芯出し治具2の中心から円周方向へ均等に突出する4個のリニアゲージセンサ21の先端にある接触端子28を押縮して前記管体の開口面内へ挿入した後、該押縮を解いてそれぞれの接触端子28を管内面と圧接させ、該接触圧が均等となるようにレイアウトマシン1の三次元的な移動を行なって芯出し治具2の中心の位置を調整し、さらにその姿勢のままでリニアゲージセンサ21を管体内部へ管軸方向に前進して前記調整後の均等関係が維持されるように管体を傾動して管軸方向を調整することを特徴とする管外周加工面の芯出し方法。
IPC (3件):
B23Q 3/18 ,  G01B 5/25 ,  G01B 21/00

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