特許
J-GLOBAL ID:200903031650465723

無線パケット衝突干渉判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034310
公開番号(公開出願番号):特開平10-224313
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 無線パケット通信において受信誤りが発生した時の原因を周辺ゾーンからの干渉か、パケットの衝突かを判定する方法を提供する。【解決手段】 基地局が誤った信号を受信した時、誤った信号の受信レベルが第1の閾値を越える時は、既に送信権を与えた端末以外の全ての端末のアクセスを禁止し、アクセスが禁止された期間の判定タイミングで、第2の閾値を越えるキャリアを検出した時、および、既に送信権を与えた端末からの送信信号に受信誤りが発生しかつ受信レベルが第3の閾値を越える時は、前記誤った信号の原因を周辺ゾーンからの干渉と判定し、前記判定タイミングで、前記第2の閾値を越えるキャリアを検出しない時、および、既に送信権を与えた端末からの送信信号を正常に受信した時又は該送信信号に受信誤りが発生しかつ受信レベルが前記第3の閾値以下の時は、前記誤った信号の原因をパケットの衝突と判定する。
請求項(抜粋):
基地局及び該基地局配下の複数のパケット端末で構成され、前記基地局と前記パケット端末との間で共通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行い、前記基地局が配下の全てのパケット端末に対して前記パケットチャネルへのアクセスを許可または禁止し、新たにパケットを送信しようとするパケット端末はアクセスが許可されている時予約信号を送信し、次いで基地局から当該パケット端末に対して送信権を与える予約受付信号を受信した後に後続のパケット送信を開始し、前記基地局は当該パケット端末からのパケットを受信している間、他のパケット端末からのアクセスを禁止する予約型ランダムアクセス方式によりパケット多重を行う無線パケット通信方法において、前記基地局がアクセスを許可する状態で誤った信号を受信した時、前記誤った信号の受信レベルが予め定められる第1の閾値を越える時は、既に送信権を与えた端末以外の全ての端末のアクセスを禁止し、アクセスが禁止された期間の判定タイミングで、予め定められる第2の閾値を越えるレベルのキャリアを検出した時、および、既に送信権を与えた端末からの送信信号に受信誤りが発生しかつ受信レベルが予め定められる第3の閾値を越える時は、前記誤った信号の原因を干渉と判定し、前記判定タイミングで、前記第2の閾値を越えるレベルのキャリアを検出しない時、および、既に送信権を与えた端末からの送信信号を正常に受信した時又は該送信信号に受信誤りが発生しかつ受信レベルが前記第3の閾値以下の時は、前記誤った信号の原因をパケットの衝突と判定することを特徴とする、無線パケットの衝突干渉判定方法。
IPC (2件):
H04B 17/00 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04B 17/00 D ,  H04B 7/26 K

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