特許
J-GLOBAL ID:200903031664888600

耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318100
公開番号(公開出願番号):特開平11-152570
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 WC基超硬合金基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層からなるTi化合物層のうちの1層以上と、交互積層構造層とで構成された硬質被覆層を3〜25μmの平均層厚で形成してなる表面被覆超硬合金製切削工具にして、前記交互積層構造層を、0.5〜7μmの平均層厚を有するAl2 O3 層の2層以上と、0.05〜2μmの平均層厚を有し、かつCukα線を線源として用いたX線回折で、34.5±1度の回折角(2θ)に最高回折ピーク高さが現れるX線回折パターンを示すTi2 O3 層の1層以上の交互積層からなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒酸化物層、および炭窒酸化物層からなるTi化合物層のうちの1層以上と、交互積層構造層とで構成された硬質被覆層を3〜25μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具にして、前記交互積層構造層を、0.5〜7μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層の2層以上と、0.05〜2μmの平均層厚を有し、かつCukα線を線源として用いたX線回折で、34.5±1度の回折角(2θ)に最高回折ピーク高さが現れるX線回折パターンを示す三酸化二チタン層の1層以上の交互積層構造層で構成したこと、を特徴とする耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (5件):
C23C 16/40 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/08 ,  C23C 16/30
FI (7件):
C23C 16/40 ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 14/08 A ,  C23C 14/08 E ,  C23C 14/08 N ,  C23C 16/30

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