特許
J-GLOBAL ID:200903031666882944

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040829
公開番号(公開出願番号):特開平9-311121
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】被測定ガスに含まれる酸素を効果的に制御することができ、これによって酸化物又は可燃ガスを極めて高精度に測定することのできるガスセンサを提供する。【解決手段】第1室60内の上面部、下面部及び両側面部に内側ポンプ電極64a〜64dを配設し、第1の拡散律速部56を介して導入された被測定ガスGに含まれるO2 を内側ポンプ電極64a〜64d及び外側ポンプ電極66間に印加されたポンプ電圧Vp1により効果的に除去する。その後、第2の拡散律速部58を介して被測定ガスGを第2室62に導入し、検出電極82により被測定ガスGに含まれる酸化物を分解し、あるいは、被測定ガスGに含まれる可燃ガスにO2 を結合させ、それによって移動する酸素の量を測定して酸化物又は可燃ガスの濃度を求める。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性固体電解質からなる基体の内外に配設される内側ポンプ電極及び外側ポンプ電極を有し、かつ、外部空間から導入された被測定ガスに含まれる酸素を、前記内側ポンプ電極及び外側ポンプ電極間に印加される制御電圧に基づいてポンピング処理する主ポンプ手段と、酸素イオン伝導性固体電解質からなる基体の内外に配設される内側検出電極及び外側検出電極を有し、かつ、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガス中に含まれる所定ガス成分を触媒作用及び/又は電気分解により分解し、該分解によって発生した酸素を、前記内側検出電極及び外側検出電極間に印加される測定用ポンプ電圧に基づいてポンピング処理する測定用ポンプ手段と、前記測定用ポンプ手段によりポンピング処理される前記酸素の量に応じて生じるポンプ電流を検出する電流検出手段とを具備し、前記主ポンプ手段における内側ポンプ電極は、前記主ポンプ手段の処理空間の少なくとも上面部及び下面部に配設され、前記電流検出手段にて検出された前記ポンプ電流に基づいて前記被測定ガス中の所定ガス成分を測定することを特徴とするガスセンサ。
IPC (3件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/41 ,  G01N 27/419
FI (5件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 325 N ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/46 376
引用特許:
審査官引用 (2件)

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