特許
J-GLOBAL ID:200903031686804583

テープ移送装置とその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-090828
公開番号(公開出願番号):特開平8-315455
出願日: 1986年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【課題】従来のテープ移送装置では、検出した各リール駆動系間の特性差と補正値との因果関係について十分には配慮されておらず、適切な補正値が決定できないため、適応補正を短時間内で良好に行うことができないという問題がある。【解決手段】テープの起動に際し、一方のリールが停止状態から予定した基準速度に至るまでの時間を測定し、該時間内におけるテープの平均張力誤差とを求め、前記測定した時間および平均張力誤差という2つのパラメータを用いて2つのリール駆動系の加速度誤差を夫々演算し、夫々の該加速度誤差をなくす如く2つのリール駆動系に対する駆動指令の補正を行う構成とした。
請求項(抜粋):
一対のリール間でテープを搬送するテープ移送装置において、前記両リールを駆動する2つのモータと前記2つのモータを制御して両リール間のテープ搬送を実施する手段を備えるリール駆動系と、前記両リール間でのテープ搬送のためリールにテープが設置されテープの搬送速度が変えられる際の遷移期間中にテープに作用する張力の実際の値を測定し、所望の張力値と前記測定した実際の値との張力誤差を求める手段と、前記張力誤差に基づいて前記リール駆動系で制御する際にそれぞれ前記モータ駆動電流の決定するために用いる補正係数を演算する演算手段と、テープの後続の搬送で使用する前記補正係数を記憶する手段と、前記記憶された補正係数を用いて、テープの後続の搬送において個々のモータの駆動電流を補正する手段とを備えたことを特徴とするテープ移送装置。
IPC (2件):
G11B 15/43 ,  G11B 15/48
FI (2件):
G11B 15/43 E ,  G11B 15/48 E

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