特許
J-GLOBAL ID:200903031689473103

筒形電池の負極端子構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-302527
公開番号(公開出願番号):特開平9-147831
出願日: 1995年11月21日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 電池が一直線状に直列配列された場合における電池の誤接続防止。【解決手段】 筒形電池の負極端子構造は、正極端子を有する筒状正極缶12の開口端部12aにガスケット14を介して皿状負極板13が封止されて構成されている。正極缶の開口端部の上面と皿状負極板の中央部の負極端子面6との間には環状の絶縁ワッシャー16が配設されている。この絶縁ワッシャー16の上側部分は皿状負極板の負極端子面よりも若干突出した突出部17となっている。そして、2つの筒形電池の負極側端面どうしが互いに突き合わされると、双方の突出部がそれぞれ相手方の負極側端面に当接され、双方の負極板の間には間隙が形成されるので、複数本の電池を一直線状に配列して直列に接続するときに、複数本の電池の少なくとも1本が正負極入れ替えて配列された場合でも、当該電池の負極端子が隣接する電池の負極端子に接続されず、電池の誤接続が防止される。
請求項(抜粋):
一端側に凸状の正極端子(4)を備えた筒状正極缶(12)の他端側の開口端部(12a)にガスケット(14)を介して皿状負極板(13)を封止し、該正極缶(12)の該開口端部(12a)の上面と該皿状負極板(13)の中央部の負極端子面(6)との間に環状の絶縁ワッシャー(16)を配設し、該正極缶(12)の外周を覆う外装材(22)の上端縁(22a)が該絶縁ワッシャー(16)の上端外周縁部を被覆してなる筒形電池において、該絶縁ワッシャー(16)に該負極板(13)の該負極端子面(6)より上方に突出する突出部(17)を一体的に設け、2つの該筒形電池の負極側端面どうしを互いに突き合わせた場合に、双方の該突出部(17)がそれぞれ相手方の該負極側端面に当接されて、双方の該負極板(13)の間に間隙が形成されるようにしてなることを特徴とする筒形電池の負極端子構造。
IPC (2件):
H01M 2/30 ,  H01M 2/08
FI (2件):
H01M 2/30 B ,  H01M 2/08 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-241665
  • 一対の電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-099002   出願人:エバレデイバツテリーカンパニーインコーポレーテツド
  • 円筒型乾電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-336152   出願人:松下電器産業株式会社

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