特許
J-GLOBAL ID:200903031693161272

シート状体の耳スリツト装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186231
公開番号(公開出願番号):特開平5-031699
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、耳立ち現象を防止することができ、部材の交換頻度も少なく、その交換作業も容易である等としたシート状体の耳スリット装置を提供することを目的とする。【構成】 刃物軸の一方の端部に設けられた搖動機構21を構成する偏心円板23が回転すると、該偏心円板23の回転により該偏心円板の両側に相対向するように配される二つの従動部材が両者を結ぶ方向に交互に搖動する。これにより、刃物11A、11Bにより切断されたシート状体27の端部も交互に出入りすることとなり、シート層間への空気の吸い込み、及びその停留が回避でき、耳立ち現象が防止できる。また、偏心円板と従動部材から構成される搖動機構は、刃物の軸の軸方向の一方の端部に設けられ、しかも、ボルト23a、23bの着脱により、取付け、取り外し作業が行えるので、メインテナンスが極めて容易である。
請求項(抜粋):
巻取機構に向けて走行するシート状体のシート幅方向の端部を、前記走行する方向に沿って刃物により切断するように構成されたシート状体の耳スリット装置において、前記刃物を取り付ける刃物軸をその軸方向が前記シート幅方向に略平行となるように設け、前記刃物軸の一方の端部に設けられ、回転する偏心円板と、該偏心円板の外周部の相対向する位置に配され、該偏心円板の一の端縁部と交互に当接する一対の従動部材とから成り、該偏心円板の偏心量の範囲で、該刃物軸を軸方向に往復動させるための揺動機構を設けたことを特徴とするシート状体の耳スリット装置。

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