特許
J-GLOBAL ID:200903031693914629

機械の異常判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-075787
公開番号(公開出願番号):特開平7-280603
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 正常時と異常時の状態量個々の変動範囲に影響されずに、機械の状態量測定値から正確な異常検知を行なうことができる機械の異常判定方法を提供する。【構成】 機械に設置したセンサーの出力信号から機械の状態を示す状態量を周期的に測定し、正常時、異常時、監視時の状態量の標本からそれぞれの標本平均と標本分散を算出する。この算出した標本平均と標本分散から正常時と監視時、及び異常時と監視時の母平均の差の検定統計量、または、母分散の比の検定統計量を求め、t分布上またはF分布上でこの検定統計量が囲む面積を算出し、機械の状態特性値を求める。正常時と監視時の状態特性値が異常時と監視時の状態特性値より大きいとき、異常と判定する。
請求項(抜粋):
機械の状態変化を示す状態量を正常時と異常時についてそれぞれ収集し、監視時において機械の状態量を時間を追って収集し、その収集した正常時、異常時、監視時の状態量の標本についてそれぞれ標本平均と標本分散を求め、これらの標本平均と標本分散から正常時と監視時、及び異常時と監視時の母平均の差の検定統計量又は母分散の比の検定統計量を算出してそれらを状態特性を示す検出値とし、その各検出値を相互に比較して異常時と監視時の検出値が他方の検出値よりも所定割合以上に小さくなったとき異常と判定する機械の異常判定方法。

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