特許
J-GLOBAL ID:200903031696783096

直噴式エンジン及びそのピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-170271
公開番号(公開出願番号):特開2000-008858
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 主噴射に先立ってパイロット噴射を実行する燃料噴射が行われる直噴式エンジンにおいて、HC等のエミッション排出を抑制する。【解決手段】 直噴式のディーゼルエンジンのピストン3のトップランド3bには、そのリップ部分にインジェクタ8の六つの噴孔から噴射される燃料の当たる位置に六つのセラミック膜33が周方向にほぼ等間隔に形成されている。セラミック膜33は気化促進作用を有し、パイロット噴射はセラミック膜33を指向して実行される。その噴射時期は、ピストン3が上死点に近づいたときに強くなるスキッシュ流により、気化燃料がインジェクタのノズル近傍に移動し、その場で自己着火するタイミングに設定されている。トップランド3bの表面付近に存在する気化燃料(液滴も含む)は、スキッシュ流によってキャビティ3a内に流れ込んでキャビティ3a内で集中的に燃焼する。このため、主噴射の噴射域が高温となる。
請求項(抜粋):
上面にキャビティを有し、トップランドにおける少なくともインジェクタから噴射された燃料が当たる位置に気化促進膜が形成されているピストンと、前記インジェクタから前記気化促進膜を指向して噴射した燃料が、前記ピストンが上死点に近づいたときに発生するスキッシュ流によって燃焼前に前記トップランドから前記キャビティ側へ押し出されることが可能なタイミングで、前記気化促進膜を指向する前記インジェクタから燃料噴射を実行する燃料噴射制御装置とを備えている直噴式エンジン。
IPC (5件):
F02B 23/06 ,  F02D 1/02 301 ,  F02D 41/02 380 ,  F02D 41/38 ,  F02F 3/14
FI (8件):
F02B 23/06 A ,  F02B 23/06 B ,  F02B 23/06 H ,  F02B 23/06 L ,  F02D 1/02 301 L ,  F02D 41/02 380 A ,  F02D 41/38 B ,  F02F 3/14
Fターム (40件):
3G023AA02 ,  3G023AA04 ,  3G023AB01 ,  3G023AB05 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD08 ,  3G023AD09 ,  3G023AD11 ,  3G023AE04 ,  3G060AA03 ,  3G060AB00 ,  3G060CA01 ,  3G060CA02 ,  3G060CA03 ,  3G060CB06 ,  3G060DA00 ,  3G060GA00 ,  3G060GA02 ,  3G060GA03 ,  3G060GA14 ,  3G301HA01 ,  3G301HA02 ,  3G301HA06 ,  3G301JA02 ,  3G301JA26 ,  3G301LB13 ,  3G301MA11 ,  3G301MA18 ,  3G301MA23 ,  3G301MA27 ,  3G301PA17Z ,  3G301PB03A ,  3G301PB03Z ,  3G301PB05A ,  3G301PB05Z ,  3G301PB08Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE05Z

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