特許
J-GLOBAL ID:200903031716289603

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020560
公開番号(公開出願番号):特開平6-147248
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 オイルシールの方向性によってシリンダ内に貯まった作動油を排出する圧力吸収機構と減衰力調整機構とを効率よく配置する。【構成】 アウターチューブ1の上端部に螺着したケース5の上端部にはフォークボルト25を螺着し、このフォークボルト25には中空シャフト26の上端部を固定してケース5内に垂下せしめている。この中空シャフト26の下端部には中空のピストン支持部材27を嵌着し、このピストン支持部材27の下端部にはピストン28を嵌着し、中空シャフト26の内部には外部操作可能なニードル34を進退自在に螺着し、またケース5の外周面には溝36を形成し、この溝36とケース5内の気体室とを連通する油孔37を形成し、ケース5内にはケース5内周面及び中空シャフト26の外周面に摺接する隔壁部材としてのダイヤフラム38を嵌装し、中空シャフト26の中間部は縮径部26aとしている。
請求項(抜粋):
作動油を封入したシリンダ内にピストンロッドを挿入し、シリンダ内の一端部側に該ピストンロッド外周面に摺接するオイルシールを取り付け、このシリンダの他端部側に隔壁部材を設けて気体室を画成するとともにシリンダ内と前記オイルシール外側を連通する圧力吸収機構を設けた油圧緩衝器において、前記圧力吸収機構はシリンダ内にスプリングにて付勢される隔壁部材を摺動自在に設け、この隔壁部材にて前記シリンダ内の油室及びシリンダ外の油室とつながる気体室とを画成し、この隔壁部材を貫通してシャフトを前記シリンダ内に臨ませ、このシャフトの先端部側に圧側減衰力機構を配設し、更にシャフト外周面に隔壁部材が所定位置まで移動した際に隔壁部材にて画成される油室と気体室とを連通せしめる連通路を形成したことを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/10 ,  F16F 9/36
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公平4-021768
  • 特公平4-078081
  • 特開平1-115487
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