特許
J-GLOBAL ID:200903031723622130

像安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280266
公開番号(公開出願番号):特開平10-104676
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【目的】 像安定化装置が搭載される双眼鏡のケースに、該装置を構成するジンバル懸架手段の回動を規制可能なケージング手段を設け、その回動規制が行われているとき、ジンバル懸架手段を回動させるアクチュエータの駆動電流を遮断するためのスイッチ手段を設けることにより該アクチュエータに過負荷が掛かるのを防止する。【構成】 像安定化装置20を構成するジンバル懸架部材7,107を挟んでその回動を規制するケージング手段200を設け、押圧時には像ブレ補正制御可能とし、非押圧時には素早いパン/チルト操作に対応し得る双眼鏡として使用可能とする。上記ケージング手段200にマイクロスイッチ230を設け、押圧部材220が押圧されていないとき、駆動電流遮断信号をCPU12へ出力して回転駆動モータ5,105への駆動電流を遮断する。
請求項(抜粋):
正立プリズムを対物レンズと接眼レンズの間に配置した単眼鏡光学系もしくは双眼鏡光学系を有し、これら光学系の対物レンズおよび接眼レンズをケース内に固設してなる光学装置に搭載される像安定化装置であって、前記光学装置の左右方向および上下方向に延びる2本の回動軸を有し、前記正立プリズムを前記ケースに回動自在に装着するジンバル懸架手段と、該ジンバル懸架手段を該2本の回動軸の周りに回動せしめるアクチュエータ手段と、前記2本の回動軸周りの該ジンバル懸架手段の角度位置を各々検出する2つの角度位置情報検出手段と、前記ジンバル懸架手段に固設された、前記光学装置の姿勢変化による該ジンバル懸架手段の角速度情報を各々検出する2つの角速度情報検出手段と、前記角度位置情報検出手段および前記角速度情報検出手段により検出された情報に基づき、前記正立プリズムを慣性系に対して固定するよう前記アクチュエータ手段を駆動し、前記ジンバル懸架手段の2つの回動軸周りの回動を制御するフィードバック制御手段とを備えてなり、前記ジンバル懸架手段が、前記正立プリズムを固定支持するインナジンバル懸架部材と、該インナジンバル懸架部材を囲むアウタジンバル懸架部材と、前記インナジンバル懸架部材を前記アウタジンバル懸架部材に回動可能に支持せしめる第1のベアリングと、前記アウタジンバル懸架部材を前記ケースに回動可能に支持せしめる第2のベアリングとからなり、前記ケースに、前記インナジンバル懸架部材および前記アウタジンバル懸架部材の回動を規制可能なケージング手段が設けられ、前記ケージング手段に、該ケージング手段による回動規制がなされているとき、前記アクチュエータ手段の駆動電流を遮断するための駆動電流遮断信号を前記フィードバック制御手段へ出力するスイッチ手段が設けられてなることを特徴とする像安定化装置。
IPC (2件):
G03B 5/00 ,  G02B 23/02
FI (3件):
G03B 5/00 G ,  G03B 5/00 J ,  G02B 23/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-296862
  • 特公昭57-037852
  • 特開昭61-296862
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