特許
J-GLOBAL ID:200903031724686824

耐震構造を有する建築構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109637
公開番号(公開出願番号):特開平9-296625
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】従来の連層耐震壁を有する建築構造物においては、振動によるエネルギー吸収は、主に耐震壁に取り付く梁や壁の破損を伴う場合が多く、補修量が多くなるという問題点があった。【解決手段】連層耐震壁5のうち下位階の耐震壁が、その下部構造物6に対して回転方向にのみ自由度を持つピン支点あるいは半剛支点接合10をもって接続されており、ピン支点あるいは半剛支点接合位置10から水平方向に離間した位置であって、連層耐震壁5のピン支点あるいは半剛支点接合位置10より上位の位置と下部構造物6との間に、ダンパー9a,9bを介装させたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
複数階に亘って耐震壁が上下方向に連続するよう設けられた連層耐震壁を有する建築構造物であって、前記連層耐震壁のうち下位階の耐震壁が前記建築構造物の下部構造物に対してピン支点接合構造あるいは半剛支点接合構造をもって接続され、前記ピン支点あるいは半支点剛接合位置から水平方向に離間した位置であって、前記連層耐震壁の前記ピン支点あるいは半剛支点接合位置より上位の位置と前記下部構造物との間に、ダンパーが介装されていることを特徴とする耐震構造を有する建築構造物。

前のページに戻る