特許
J-GLOBAL ID:200903031724710903

電気化学的測定方法および新規p-フェニレンジアミン化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338626
公開番号(公開出願番号):特開平7-234201
出願日: 1994年12月29日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】測定感度が良好で、試料が血液等の妨害物質を含有するものであっても、安定的に再現性の良好な測定を行え、使い捨ての用途にも好適に利用することができる電気化学的測定方法、およびこれに用いる新規p-フェニレンジアミン化合物を提供する。【構成】酸化還元酵素を用いた電気化学的測定方法において、測定系に酸化還元酵素、電子伝達物質、および前記電子伝達物質と電子移動可能な電極を配し、前記電子伝達物質として、ヒドロキシル基、メルカプト基、カルボキシル基、ホスホノオキシ基およびスルホ基からなる群より選ばれる1以上の基を有するp-フェニレンジアミン誘導体またはその塩、あるいは、前述の基を有するアルキル基ならびに水素原子を有するp-フェニレンジアミン誘導体またはその塩を用いることにより、前記目的を達成する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの酸化還元酵素を用いて液性試料中の分析対象物を測定する測定方法において、その測定系に酸化還元酵素、電子伝達物質、および前記電子伝達物質と電子移動可能な電極を配し、前記電子伝達物質として、下記式[I]で示される化合物またはその塩を用いることを特徴とする電気化学的測定方法。【化1】(上記式[I]中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、それぞれ置換基を有してもよい炭素数1ないし4の直鎖もしくは分枝鎖を有するアルキル基を示す。但し、上記式[I]において、R1 、R2 、R3 およびR4 のうち少なくとも1つは、ヒドロキシル基、メルカプト基、カルボキシル基、ホスホノオキシ基およびスルホ基からなる群より選ばれる1以上の基を有する。また、R1 、R2 、R3 およびR4 は、同一であっても互いに異なるものであってもよい。)
IPC (5件):
G01N 27/327 ,  C07C215/08 ,  C07C215/16 ,  G01N 27/416 ,  G01N 33/543 593
FI (2件):
G01N 27/30 353 R ,  G01N 27/46 336 B

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