特許
J-GLOBAL ID:200903031725965670

位相ロックループ方式周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218211
公開番号(公開出願番号):特開平6-045926
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 全体としての周波数切り換え時間の短縮化を図る。【構成】 基準信号発生器1と位相ロックループ(2→3a→5→6→2)とで構成される位相ロックループ方式の周波数シンセサイザであるが、位相ロックループの低域通過フィルタ3aと電圧制御発振器5との間に周波数可変帯域除去フィルタ4を設けてある。このフィルタ4はコイル4aとコンデンサ4bと可変容量ダイオード4cからなり、4cの容量は3aの出力電圧に応じて変化し、4aと4bと4cの共振回路の同調周波数が変化する。従って、電圧制御発振器5の周波数特性を4aと4bとで補正して共振回路の同調周波数が任意の基準信号周波数Fr に一致するようにすれば、当該フィルタ4にて基準信号周波数成分を除去でき、フィルタ3aの時定数を当該ループの安定動作に必要な程度のものとすれば、時定数を短くできるので、全体としての周波数切り換え時間の短縮化を図れる。
請求項(抜粋):
外部から一定の周波数間隔で切り換え設定される周波数設定値に応じた周波数の基準信号をそれぞれ発生する基準信号発生器と; 前記基準信号発生器が周波数を切り換えて出力する基準信号を受けて所望周波数の信号を切り換えて出力する位相ロックループと; で構成される位相ロックループ方式周波数シンセサイザにおいて; 前記位相ロックループの低域通過フィルタと電圧制御発振器との間に、低域通過フィルタの出力信号を受けてそれに含まれる前記基準信号周波数の整数倍の周波数成分を除去したものを制御電圧として電圧制御発振器に与えるフィルタであって、その除去帯域が低域通過フィルタの出力電圧値に応じて可変される周波数可変帯域除去フィルタを1個または多段に縦続接続した複数個を介在させてある; ことを特徴とする位相ロックループ方式周波数シンセサイザ。
IPC (2件):
H03L 7/18 ,  H03L 7/107
FI (2件):
H03L 7/18 Z ,  H03L 7/10 C

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