特許
J-GLOBAL ID:200903031731031272

位相制御ループ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301056
公開番号(公開出願番号):特開平9-149016
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 サンプリング周波数近傍で位相の揺らぎが発生する場合でも精度良くクロックを再生することができる位相制御ループ方式を提供する。【解決手段】 送信側計数値φinが受信されるごとに、受信計数カウンタ11から計数値φoutが読出されて、減算器12にて送信側計数値φinと減算され、その出力eが、第1の減衰器13に入力されてΔf1となって第2の減衰器14に入力され、されに積分器15に入力されて積分出力Δf2として出力される。一方、Δf1は加算器16にも入力され、積分出力Δf2と加算されて変換器17に入力されて、電圧信号に変換されて電圧制御発振器18に供給される。これにより、電圧制御発振器18から加算器16の出力に応じた周波数のクロックφout(fv)が受信側クロックとして再生出力され、受信計数カウンタ11に入力され計数値φoutが逐次更新される。
請求項(抜粋):
任意の通信網を介して接続された送信側と受信側とから構成され、送信側は、所定の基準クロックを計数することにより計時した計数値を所定時間間隔以内の任意の時間間隔にて読出して時刻情報として送信し、受信側は、所定の位相制御ループ方式に基づいて、受信した時刻情報から送信側基準クロックの位相に同期した所定の受信側クロックを再生する位相同期システムにおいて、受信側にて再生された受信側クロックを計数することにより時刻情報として計数値を出力する受信計数カウンタと、送信側からの時刻情報を受信するごとに、この時刻情報により示される送信側計数値と受信計数カウンタから読出した計数値とを減算する第1の減算器と、この第1の減算器の出力を減衰させる第1の減衰器と、この第1の減衰器の出力を減衰させる第2の減衰器と、この第2の減衰器の出力を積分する積分器と、第1の減衰器の出力と積分器の出力とを加算する第1の加算器と、この第1の加算器の出力を電圧信号に変換して保持出力する変換器と、この変換器からの電圧信号に応じた所定の周波数の受信側クロックを再生出力する電圧制御発振器とを備えることを特徴とする位相制御ループ方式。
IPC (3件):
H04L 7/033 ,  H03L 7/06 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04L 7/02 B ,  H03L 7/06 B ,  H04L 11/20 102 Z

前のページに戻る