特許
J-GLOBAL ID:200903031734879590

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011737
公開番号(公開出願番号):特開平8-205597
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 誘導電動機の最大出力制御もしくは最大効率効率制御をする。【構成】 最大出力制御を行うために、誘導電動機8の回転速度に対する最大出力曲線を求め、最大出力曲線が頂点を持つような速度の時は頂点に対応する励磁電流値を励磁電流指令とし、頂点を持たない場合は誘導電動機が磁束飽和を起こさない最大の励磁電流を励磁電流指令として出力する励磁電流指令手段2を有するようにした。また最大効率を行うために誘導電動機8の回転速度および負荷に対する最大効率曲線を求め、前記最大効率曲線の軌跡にそって励磁電流指令をする励磁電流手段2を有するようにした。
請求項(抜粋):
出力電圧と周波数が可変な駆動手段と、前記駆動手段によって駆動される誘導電動機と、前記誘導電動機の回転速度指令と前記誘導電動機の検出もしくは推定された回転速度を比較し、その比較結果に応じたトルク電流指令を出力する回転速度制御手段と、前記誘導電動機の検出もしくは推定された回転速度に応じて前記誘導電動機の励磁電流指令を出力する励磁電流制御手段と、前記トルク電流指令と励磁電流指令に基づいて前記駆動手段へ動作指令を入力する動作指令入力手段とを有する誘導電動機の制御装置において、前記励磁電流制御手段が、前記誘導電動機の検出もしくは推定された回転速度における前記励磁電流対前記誘導電動機の最大出力の特性曲線を演算するか、もしくはあらかじめ演算しておき、求められた前記特性曲線において前記誘導電動機の出力が最大となる励磁電流の値と、前記誘導電動機の出力が最大となる前記励磁電流の値よりも大きく前記特性曲線において前記誘導電動機の出力が0となる励磁電流の値との間の値を励磁電流指令とすることを特徴とする誘導電動機の制御装置。

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