特許
J-GLOBAL ID:200903031737327017

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  藤綱 英吉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-104979
公開番号(公開出願番号):特開2006-285655
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 補正限界に達する確率を低くして、かつ手ぶれなどによる画像ぶれを軽減することができる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供する。【解決手段】 動き軌跡算出部120は、取得されたフレーム画像の動きベクトルを算出し、動きベクトルを用いてフレーム画像の動き軌跡を算出する。補正動き軌跡算出部130では、動き軌跡にローパスフィルタをかけて、高い周波数成分を減衰させた補正動き軌跡を算出する。補正位置ベクトル算出部140は、動き軌跡と補正動き軌跡の差から補正位置ベクトルを算出する。補正位置ベクトルが補正可能な範囲を超えているフレームが存在する場合、補正動き軌跡算出部は、ローパスフィルターの遮断周波数を高くして、補正限界を超えている付近の補正動き軌跡を更新する。補正フレーム画像生成部150は、算出された補正位置ベクトルに基づいて補正フレーム画像を生成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
動画像または時系列に連続する静止画像からフレーム画像を取得するフレーム画像取得部と、 前記取得したフレーム画像を用いてフレーム画像の動き軌跡を算出する動き軌跡算出部と、 所定の遮断周波数より高い周波数帯域を減衰させるフィルタを用いて前記動き軌跡から高周波成分を減衰させた第1の補正動き軌跡を算出する補正動き軌跡算出部と、 前記動き軌跡と前記第1の補正動き軌跡とのフレームごとの座標の差から、前記取得したフレーム画像を切り出す位置を示す補正位置ベクトルを算出する補正位置ベクトル算出部と、 前記算出された補正位置ベクトルに基づいて、前記取得されたフレーム画像を切り出した補正フレーム画像を生成する補正フレーム画像生成部とを備え、 前記補正動き軌跡算出部は、前記補正位置ベクトルが所定の補正量より大きい場合に、前記フィルタの遮断周波数を高くしたフィルタを用いて前記動き軌跡から第2の補正動き軌跡を算出し、前記第2の補正動き軌跡を用いて前記第1の補正動き軌跡を更新することを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
G06T 7/20
FI (2件):
G06T7/20 100 ,  G06T7/20 B
Fターム (7件):
5L096AA06 ,  5L096CA04 ,  5L096EA27 ,  5L096FA69 ,  5L096GA17 ,  5L096GA55 ,  5L096HA04

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