特許
J-GLOBAL ID:200903031742289840

揮発性有機ハロゲン化合物の気相分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-099750
公開番号(公開出願番号):特開平7-303818
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 揮発性有機ハロゲン化合物含有ガスに水素を添加して金属担持触媒と接触させることにより、揮発性有機ハロゲン化合物を気相水素化脱ハロゲン化反応により分解する方法において、系内の揮発性有機ハロゲン化合物を定量することなく、必要量の水素を過不足なく、簡便に注入制御する。【構成】 得られる処理ガスを循環処理する気相循環系内の圧力変動を検知し、それに基いて水素の注入量を制御する。【効果】 揮発性有機ハロゲン化合物の還元処理において、反応系に存在する物質量が生成系においては減少するため、還元処理を気相循環系で行う場合、系内の圧力低下は、反応に消費される水素或いは反応系に存在する揮発性有機ハロゲン化合物の指標となる。
請求項(抜粋):
揮発性有機ハロゲン化合物含有ガスを貯留する容器と、揮発性有機ハロゲン化合物を還元処理するための金属担持触媒と、該容器内の揮発性有機ハロゲン化合物含有ガスを該触媒に接触させるように送給する手段と、該触媒と接触したガスを前記容器に返送する手段と、前記容器から触媒へ送給される揮発性有機ハロゲン化合物含有ガスに還元剤を添加する添加手段とを備えた気相循環系よりなるガス処理装置を用いて揮発性有機ハロゲン化合物ガスを分解する方法であって、該気相循環系内の圧力変動を検知し、その結果に基いて前記添加手段による還元剤の添加量を制御することを特徴とする揮発性有機ハロゲン化合物の気相分解方法。
IPC (2件):
B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/72
FI (2件):
B01D 53/36 ZAB G ,  B01D 53/34 120 D

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