特許
J-GLOBAL ID:200903031743213163

燃料電池発電プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-129935
公開番号(公開出願番号):特開平9-320620
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 いかなる運転状況においても、極間差圧を全てのセル面でプラスとなる理想的な低い値に維持し、それによって電池の特性劣化を防止する。【解決手段】 燃料電池発電プラントは、燃料極1と酸化剤極2からなる燃料電池本体3、燃料極1に燃料を供給する燃料流量調節ダンパ4、酸化剤極2に酸化剤を供給する酸化剤流量調節ダンパ5を有し、さらに、燃料極1の出口に設けられて極間差圧を調節する極間差圧調節ダンパ7、および燃料極1と酸化剤極2の出口の極間差圧を計測する極間差圧計測器8を有する。電池出口の極間差圧設定値(極間差圧の適正値)ΔPは、固定でなく、制御装置9により随時設定される。制御装置9は、極間差圧計測器8による差圧の計測値がその時点における極間差圧設定値ΔPとなるようにして極間差圧調節ダンパ7を可変制御する。
請求項(抜粋):
燃料極と酸化剤極からなる燃料電池本体と、前記燃料極に燃料を供給する燃料供給手段と、前記酸化剤極に酸化剤を供給する酸化剤供給手段を有し、さらに、前記燃料極と前記酸化剤極との間の差圧を計測する計測手段と、前記燃料極と前記酸化剤極との間の差圧を調節する調節手段を有する燃料電池発電プラントにおいて、前記燃料電池本体内を流れる燃料流量と酸化剤流量の両方に基づいて前記燃料極と前記酸化剤極との間の差圧の適正値を設定する設定手段を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。

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