特許
J-GLOBAL ID:200903031745721212

重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-185762
公開番号(公開出願番号):特開平6-001831
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 良好な流動性および低複屈折性を示し、かつ、開環重合体の水素添加物を射出成形する際においてシルバーストリークやゲルが発生しない、好適な分子量分布の重合体を高い収率で安定的に製造するための製造法を提供すること。【構成】 下記化1で表わされる少なくとも1種のノルボルネン誘導体よりなる単量体(以下「特定単量体」という)を、メタセシス触媒および分子量調節剤の存在下にメタセシス開環重合させる開環重合工程を含む重合体の製造法であって、前記開環重合工程において、分子量調節剤を溶媒に溶解させて分子量調節剤溶液を調製し、当該分子量調節剤溶液中に、特定単量体およびメタセシス触媒を、連続的あるいは断続的に添加しながら開環重合反応を進行させることを特徴とする(化1中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基、XおよびYは水素原子、ハロゲン原子または一価の有機基、mは0または1である。)。【化1】
請求項(抜粋):
下記化1で表わされる少なくとも1種のノルボルネン誘導体よりなる単量体を、メタセシス触媒および分子量調節剤の存在下にメタセシス開環重合させる開環重合工程を含む重合体の製造法であって、前記開環重合工程において、分子量調節剤を溶媒に溶解させて分子量調節剤溶液を調製し、当該分子量調節剤溶液中に、ノルボルネン誘導体よりなる単量体およびメタセシス触媒を、連続的あるいは断続的に添加しながら開環重合反応を進行させることを特徴とする重合体の製造法。【化1】〔化1中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基であり、XおよびYは水素原子、ハロゲン原子または一価の有機基を示し、mは0または1である。〕

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