特許
J-GLOBAL ID:200903031746324330

ろ過乾燥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330623
公開番号(公開出願番号):特開平10-170149
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】原液を遠心ろ過して固形物を得る過程から固形物を乾燥して製品タンクに搬送する過程までを外気に触れることがない閉ざされた系で行わせること。【解決手段】真空回転乾燥機3に設けた固形物給排管56及びガス流通管46をそれぞれ遠心ろ過装置1の固形物排出管17及び減圧装置53に接続した状態で回転ドラム23内を減圧することにより、遠心ろ過装置のバスケット13内で生成された固形物Sを、固形物排出管17と固形物給排管56とを通して真空回転乾燥機の回転ドラム23内に供給する。回転ドラム23内で乾燥した固形物は、固形物吸引搬送装置72により与えられる吸引力により固形物給排管56とサイクロンセパレータ5とを通して製品タンク4に搬送する。
請求項(抜粋):
密閉されたケーシング内に配置されて回転自在に支持されたバスケットと、前記バスットを回転駆動するバスケット回転駆動装置と、前記ケーシングの蓋を貫通して前記バスケット内に挿入された固形物排出管と、前記バスケットの内周に形成された固形物を掻き取る固形物掻取装置と、前記バスケット内に原液を供給する原液供給パイプとを備えて前記バスケット内に供給された原液を固形物と液分とに分離する固液分離処理を行う遠心ろ過装置と、前記遠心ろ過装置のバスケット内に形成された固形物を乾燥する真空回転乾燥機とを具備し、前記真空回転乾燥機は、回転中心となる中心軸線が垂直面内で水平方向に対してなす傾斜角を変化させることができるように支持された回転ドラムと、前記回転ドラムの中心軸線の傾斜角を変化させるドラム傾斜角調整装置と、前記回転ドラムを回転駆動するドラム回転駆動装置と、前記回転ドラムの軸線方向の一端の中心部を気密にかつ該回転ドラムの回転を許容する状態で貫通して該回転ドラム内に挿入されたガス流通管と、前記回転ドラム内のガスを吸引して該回転ドラム内を減圧する減圧装置と、前記ガス流通管の他端を前記減圧装置と大気圧のガス空間とに切換え接続するガス流路切換装置と、前記回転ドラムの回転を許容した状態で該回転ドラムの軸線方向の他端側から該回転ドラム内に挿入された直管部と該直管部の回転ドラム内に位置する部分から前記回転ドラムの周壁部側に延びるように設けられて前記直管部に連通させられた旋回部とを有する固形物給排管と、前記固形物給排管の直管部を回転させることにより前記旋回部を回転ドラム内で旋回させる給排管駆動装置と、固形物を吸引して製品タンク内に搬送する固形物吸引搬送装置と、前記固形物給排管の直管部を前記遠心ろ過装置の固形物排出管につながる配管と前記固形物吸引搬送装置につながる配管とに切換え接続する切換動作と該固形物給排管の直管部の他端を閉じる閉止動作とを行う給排切換装置と、前記回転ドラムを加熱するドラム加熱装置とを備え、前記固形物給排管の旋回部は、前記回転ドラムの軸線方向の他端側の端部壁と該回転ドラムの下部との間の隅部に該旋回部の先端が近接した状態になる最終吸引位置と該最終吸引位置から退避した状態になる退避位置との間を旋回し得るように設けられていることを特徴とするろ過乾燥装置。
IPC (3件):
F26B 11/04 ,  B04B 5/10 ,  B04B 15/12
FI (3件):
F26B 11/04 ,  B04B 5/10 ,  B04B 15/12

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