特許
J-GLOBAL ID:200903031748491293

樹脂発泡体の製造方法および該発泡体を用いた紙葉類重送防止部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-314962
公開番号(公開出願番号):特開2005-081647
出願日: 2003年09月08日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】気泡径をコントロールすることができ、かつ、発泡体とすることで空隙により振動音の発生を抑制できる樹脂発泡体の製造方法を提供する。【解決手段】溶融温度+10°Cの溶融粘度Aに対する溶融温度+60°Cの溶融粘度B(B/A)が0.1以上1未満である熱可塑性樹脂の混練物を押出機10に投入して押し出し、該押出工程の途中で6MPa以上10MPa以下の炭酸ガスを注入して上記混練物を溶解し、上記押出機の炭酸ガス注入部位10Cの温度を、上記熱可塑性樹脂の溶融温度の-5°C以上+40°C以下とし、上記混練物の滞留時間を3分以上6分以下とし、押出機先端21に付設する口金12は5°≦θ≦20°の範囲のテーパ状出口とし、口金の温度を上記熱可塑性樹脂の溶融温度-25°C以上溶融温度+15°C以下とし、口金の出口開口手前で樹脂圧を急激に上昇させ、上記混練物中に分散・溶解された上記ガスが上記出口より押し出される際に気泡を発生させている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
溶融温度+10°Cの溶融粘度Aに対する溶融温度+60°Cの溶融粘度B(B/A)が0.1以上1未満である熱可塑性樹脂の混練物を押出機に投入して押し出し、該押出工程の途中で6MPa以上10MPa以下の炭酸ガスを注入して上記混練物を溶解し、 上記押出機の炭酸ガス注入部位の温度を、上記熱可塑性樹脂の溶融温度の-5°C以上+40°C以下とし、 上記熱可塑性樹脂の混練物が上記押出機のシリンダに投入された時点から出口から押し出される時点までの押出機内での混練物の滞留時間を3分以上6分以下とし、 押出機先端にヘッドを介して付設する口金は出口開口に向かって縮径させたテーパ状出口とし、該テーパ状出口のテーパ角度θを出口部分の中心軸線に対して5°≦θ≦20°の範囲とし、 上記ヘッドおよび口金の温度を、上記熱可塑性樹脂の溶融温度-25°C以上溶融温度+15°C以下とし、 上記口金の出口開口手前で樹脂圧を急激に上昇させて、上記混練物中に分散・溶解された上記ガスが上記出口より押し出される際の急激な圧力低下で気泡を発生させていることを特徴とする樹脂発泡体の製造方法。
IPC (3件):
B29C47/92 ,  B29C47/12 ,  B29C47/86
FI (3件):
B29C47/92 ,  B29C47/12 ,  B29C47/86
Fターム (12件):
4F207AA24 ,  4F207AB02 ,  4F207AG20 ,  4F207AR02 ,  4F207AR06 ,  4F207AR11 ,  4F207KA01 ,  4F207KA11 ,  4F207KK04 ,  4F207KK45 ,  4F207KL63 ,  4F207KM15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • プラスチック射出成形設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-274074   出願人:ヘクマヘルブストマシーネンバウゲーエムベーハー

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