特許
J-GLOBAL ID:200903031755521661
タンデムポンプの無負荷運転装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 正悟
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005014610
公開番号(公開出願番号):WO2006-033207
出願日: 2005年08月03日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
主オイル供給路9内の圧力が無負荷運転開始圧よりも小さいときには、副オイル供給路10内の圧油はスプール20の内部流路21を通過して主オイル供給路9内に流入する。このとき主副両オイルポンプ7,8からの吐出油は合流した状態でオイル供給対象OBへ送られる。主オイル供給路9内の圧力が上昇して上記無負荷運転開始圧に達したときには、スプール20はスプリング30による付勢方向とは反対の方向に移動して副オイル供給路10内の圧油をドレンし、ポペット40はスプール20と接触してスプール20の内部流路21を閉止する。このとき副オイルポンプ8は無負荷運転状態となり、主オイルポンプ7の吐出油のみがオイル供給対象OBに送られる。
請求項(抜粋):
駆動源により同時に駆動される主流体ポンプ及び副流体ポンプを備えたタンデムポンプと、
前記主流体ポンプの吐出口から流体供給対象へ延びた主流体供給路と、
前記副流体ポンプの吐出口から延びて前記主流体供給路の中間部に接続された副流体供給路と、
前記副流体供給路の一部を構成するバルブボアと、
前記バルブボア内に移動自在に嵌合挿入して配設され、軸方向に延びた内部流路を有したスプールと、
前記スプールを前記バルブボア内において前記主流体供給路との接続部側に向けて付勢する付勢部材と、
前記バルブボア内における前記スプールよりも前記主流体供給路との接続部側において前記バルブボア内を移動自在に配設され、端部が前記スプールの前記内部流路の端部に当接してこれを塞ぐ閉塞位置と前記内部流路の端部から離間してこれを開放する開放位置とに移動可能なポペットとを備え、
前記バルブボアにはドレン流路が繋がって設けられており、前記スプールは前記主流体供給路内の圧力を受けて前記付勢部材の付勢力に抗して移動可能であり、
前記主流体供給路内の圧力が無負荷運転開始圧よりも小さいときには、前記スプールは前記付勢部材の付勢力により前記主流体供給路との接続部側に移動され、前記ドレン流路との連通を遮断するとともに前記内部流路を介して前記副流体供給路と前記主流体供給路とを連通させ、
前記主流体供給路内の圧力が上昇して前記無負荷運転開始圧を超えたときに、前記スプールは前記付勢部材による付勢に抗して移動されて、前記副流体供給路を前記ドレン流路に接続させるように構成され、前記副流体供給路内の圧油がドレンされることにより生じる前記副流体流路および前記主流体流路内の圧力の差により前記ポペットは前記スプールは前記閉塞位置に移動されるように構成されていることを特徴とするタンデムポンプの無負荷運転装置。
IPC (4件):
F04C 14/24
, F04C 14/02
, F04C 14/00
, F04C 11/00
FI (4件):
F04C14/24 A
, F04C14/02
, F04C14/00 C
, F04C11/00 F
Fターム (6件):
3H044AA02
, 3H044BB02
, 3H044CC26
, 3H044DD11
, 3H044DD14
, 3H044DD43
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