特許
J-GLOBAL ID:200903031760837928
一線式データ通信方法、及びこの通信方法を用いた一線式データ送受信機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-311097
公開番号(公開出願番号):特開2006-128800
出願日: 2004年10月26日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】多値レベルを利用した一線式データ通信において、データのブロック毎の認識性を向上させる。【解決手段】送信機側において、複数の2値信号D1,D2等を、多値レベル”0”〜”7”を有する多値信号D3に変換し、この多値信号D3を構成する多値レベル”0〜7”とは異なるレベル”F”を有し、且つ、パルス幅が1クロック分となる識別パルスPを、多値信号D3の各ブロックの開始位置に付加する。そして、受信機側において、識別パルスPを検出して、多値信号D3の各ブロックの開始位置を検出し、検出された各ブロックの開始位置に基づいて、多値信号D3を複数の2値信号D1,D2等に逆変換する。多値信号D3の各ブロックの開始位置に、特異なレベルを有する識別パルスPを付加するので、1ブロック単位でのデータの認識性が向上する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
送信機側において、複数の2値信号を、多値レベルを有する多値信号に変換する多値信号変換ステップと、
前記送信機と受信機の間で、前記多値信号を、1本の信号線を介して送受信する送受信ステップと、
前記受信機側において、受信した前記多値信号を、前記複数の2値信号に逆変換する2値信号変換ステップとを備えた多値レベルによる一線式データ通信方法であって、
前記送信機側において、
前記多値信号を構成する多値レベルとは異なるレベルを有し、且つ、パルス幅が可変長であって該パルス幅が1クロック分となる識別パルスを、前記多値信号の各ブロックの開始位置に付加する識別パルス付加ステップと、
前記受信機側において、
前記識別パルスを検出して、前記多値信号の各ブロックの開始位置を検出する識別パルス検出ステップと、
前記識別パルスのパルス幅を検出することにより、各識別パルスに続く直近の1ブロック分の通信速度を検出する通信速度検出ステップとを有し、
前記2値信号変換ステップは、前記識別パルス検出ステップ及び通信速度検出ステップにより検出された前記多値信号の各ブロックの開始位置及び各ブロックの通信速度に基づいて、各ブロック毎に前記多値信号を前記複数の2値信号に逆変換することを特徴とする一線式データ通信方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L25/49 L
, H04L25/40 D
Fターム (8件):
5K029AA11
, 5K029CC01
, 5K029DD28
, 5K029DD29
, 5K029FF00
, 5K029FF02
, 5K029FF10
, 5K029HH08
引用特許:
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