特許
J-GLOBAL ID:200903031797641845

画像符号化復号化方法および画像符号化復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158222
公開番号(公開出願番号):特開平8-009167
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 文字画像と写真画像が混在しているような原稿画像を効率良く符号化圧縮できるとともに、復号化後に得られた画像の画質を向上できる画像符号化復号化方法および画像符号化復号化装置を提供することを目的としている。【効果】 ブロック単位で多値符号化処理または二値符号化処理が適用されるので、文字画像と写真画像が適切に符号化処理され、復号化後に得られる画像の画質が良好になるという効果を得る。また、ブロック内の画素を予測処理で生成できる場合には、そのブロックについては、符号データを作成せず、復号化時に予測処理で生成するようにしているので、符号化効率が大幅に向上するという効果も得る。
請求項(抜粋):
多値画像データを所定形状のブロック単位に符号化する画像符号化復号化方法において、符号化時、おのおののブロックについて、符号化対象の注目画素に関し、その注目画素に隣接する複数の周囲画素の画素値に基づいて上記注目画素の予測画素値を演算する予測処理を適用するとともに、上記注目画素の画素値と上記予測画素値との予測誤差を算出し、その予測誤差について所定の統計処理を適用し、その統計処理結果に基づいてそのブロックについて二値符号化処理を適用するか、多値符号化処理を適用するか、あるいは、符号化処理を適用しないかを判定し、二値符号化処理を適用すると判定した場合には、そのブロックの各画素について所定の二値符号化処理を適用してそれによって得た二値符号データとその符号データが二値符号データであることを識別する第1の識別符号をそのブロックの符号データとして出力し、多値符号化処理を適用すると判定した場合には、そのブロックの各画素について所定の多値符号化処理を適用してそれによって得た多値符号データとその符号データが多値符号データであることを識別する第2の識別符号をそのブロックの符号データとして出力し、符号化処理を適用しないと判定した場合には、そのブロックについて符号化処理を適用していない旨をあらわす第3の識別符号をそのブロックの符号データとして出力する一方、復号化時、符号データに上記第1の識別符号が含まれているときには、そのブロックについて所定の二値復号化処理を適用して元の画像データを形成し、符号データに上記第2の識別符号が含まれているときには、そのブロックについて所定の多値復号化処理を適用して元の画像データを形成し、符号データに上記第3の識別符号が含まれているときには、上記予測処理を実行し、その予測結果に基づいてそのブロック内の画像データを形成することを特徴とする画像符号化復号化方法。
IPC (6件):
H04N 1/413 ,  G06T 9/00 ,  H03M 7/28 ,  H03M 7/36 ,  H04N 1/41 ,  H04N 1/415

前のページに戻る