特許

J-GLOBAL ID：200903031806073529

内燃機関

発明者： 角方 章彦
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-129276
公開番号（公開出願番号）：特開平10-317979
出願日： 1997年05月20日
公開日（公表日）： 1998年12月02日
要約：

【要約】【課題】筒内ガス流動のサイクル変動を抑制すること。【解決手段】燃焼室4内に直接燃料を噴射供給可能な燃料噴射弁1と、点火栓2を設ける。また、吸気ポート8に吸気側スワールコントロールバルブ(SCV)12 を配設し、排気ポート9に排気側スワールコントロールバルブ(SCV)14 を配設する。そして、成層運転時には、吸気側SCV12 を介して生成されるスワールS1の旋回方向と、排気が燃焼室4内へ逆流する際に生成されるスワールS4の旋回方向とが略同一方向となるように、吸気側SCV12 と排気側SCV14 の切り欠き部12A,14A を形成する。このようにすると、吸気行程初期に、排気の逆流によりスワールS4が生成されても、吸気流S1が乱されなくなるので、燃焼室内( 筒内) のガス流動のサイクル変動を抑制できる。よって、点火栓2への燃料輸送が不安定となったり、燃焼状態が不安定となったりすることを抑制することができる。

請求項（抜粋）：

吸気行程中に燃焼室内に所定方向の吸気旋回流を与えるようにした内燃機関において、排気行程中に燃焼室内に生成される旋回流を、吸気行程初期の前記所定方向の吸気旋回流と略一致させるようにしたことを特徴とする内燃機関。

IPC (5件)：

F02B 31/02 ,  F02B 23/08 ,  F02D 9/04 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/02 301

FI (5件)：

F02B 31/02 J ,  F02B 23/08 S ,  F02D 9/04 D ,  F02D 13/02 H ,  F02D 41/02 301 G

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-234526
  
• 特開昭56-018020
  
• 特開昭54-023815
  
• 特開昭56-044404