特許
J-GLOBAL ID:200903031813130066

ワイパー自動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129998
公開番号(公開出願番号):特開平10-315920
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】ワイパー自動制御装置の起動時において不要なワイパーの作動を低減する。【解決手段】ステップS30にて、前回ワイパーの自動制御が再開されるまでの経過時間Tが所定時間T1より短いと判定されると、ワイパーブレードの劣化や雨滴センサの経時変化はほとんど無視できるので、ステップS40にて最新の基準値Kを前回の基準値Kとしても、ステップS100にて精度良く雨滴量Fを算出できる。これにより、ステップS50〜70にて述べたようにわざわざワイパーブレード2を一回払拭させる必要が無く、雨が降っているときに確実にワイパーブレード2を作動してウインドガラス1に付着した雨滴を払拭できる。また、再度ワイパースイッチの自動制御が再開されて、上記経過時間Tが所定時間T1より長いと判定されると、ワイパーブレード2の劣化や雨滴検出装置6の経時変化があると判断して、ワイパーブレード2を一回払拭させて、基準値Kを設定する。
請求項(抜粋):
ウインドガラスに付着する雨滴を払拭するワイパー(2)と、電源が投入されることで、前記ウインドガラスに付着する雨滴の有無を検出する雨滴検出手段(6)と、前記雨滴検出手段(6)により雨滴有りと検出されたときに、前記ワイパー(2)を自動的に作動させるワイパー制御手段(5、14)とを備えたワイパー自動制御装置において、前記雨滴検出手段(6)は、前記雨滴検出手段(6)にて検出される検出信号(D)に基づいて、雨滴演算処理上の基準値(K)を設定する基準値設定手段(S70)と、前記雨滴検出手段(6)への前記電源の投入を遮断する前の、前記基準値設定手段(S70)にて設定された前回の基準値を記憶する記憶手段(50)と、前記検出信号(D)と前記基準値設定手段(S70)により設定された基準値(K)とに基づいて、前記ウインドガラス(1)の雨滴の有無を判定する雨滴判定手段(S100)とを有し、前記雨滴検出手段(6)へ前記電源の投入が再開されたときに、前記電源の投入が再開されるまでの経過時間(T)が所定時間(T1)より短いときには、前記記憶手段(50)に記憶された基準値を今回の基準値として、前記雨滴判定手段(S100)にて雨滴の有無を判定することを特徴とするワイパー自動制御装置。
IPC (2件):
B60S 1/08 ,  G01N 21/47
FI (2件):
B60S 1/08 H ,  G01N 21/47 B

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